2015年4月23日、公開中の「ワイルド?スピード7」をはじめハリウッド映畫が大人気の中國映畫市場だが、逆に中國映畫は北米市場でいずれも慘敗となっている。新浪が伝えた。

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カーアクション映畫の人気シリーズ最新作「ワイルド?スピード7」は中國において、今月20日現(xiàn)在で興行収入が15億6600萬元（約301億円）に。中國映畫市場で最高ヒット作となり、史上初の20億元（約385億円）超えを達成する可能性も濃厚となっている。

中國でのハリウッド映畫人気に対し、北米市場における中國映畫は慘敗狀態(tài)だ。今年はこれまでに7作品が上映されているが、興収トップは女優(yōu)シュー?ジンレイ（徐靜蕾）の監(jiān)督作品「有一個地方只有我們知道」で、48萬2000ドル（約5800萬円）に。中國では興収2億8000萬元（約54億円）の話題作だっただけに、その格差はあまりに大きい。

これまで北米市場で最も売れた中國語映畫は、臺灣のアン?リー（李安）監(jiān)督による00年の映畫「グリーン?デスティニー」で、興収は1億2800萬ドル（約153億円）だった。15年を経過しても、この記録を破る作品は現(xiàn)れていない。また、これまで北米市場で好成績を挙げたものに、チャン?イーモウ（張蕓謀）監(jiān)督の「HERO（英雄）」、ジェット?リー主演の「SPIRIT」などがある。

ボストン?グローブ紙では中國映畫の慘敗狀態(tài)について、「近年、中國でヒットした中國映畫は全て中國の観客のニーズに合わせたもの。それ以外の観客にとっては、興味をそそられる作品ではない」としている。（翻訳?編集/Mathilda）