“世紀(jì)末で水沒(méi)”食い止めに成功！さらなる沈下抑制策へ―上海市

2007年8月20日、上海市の同済大學(xué)で行われている環(huán)境問(wèn)題に関するサマースクールで、同大の汪品先（ワン?ピンシエン）教授が「上海の土地の矛盾」と題する講演を行い、上海市が行なってきた地盤(pán)沈下防止策が効を奏し、沈下の幅は減少しつつあり、2010年には沈下を年間5mmにまで抑えたいと述べた。以下は同氏の報(bào)告。

【その他の寫(xiě)真】

地下300mが第四紀(jì)の堆積物からなる上海の地盤(pán)は海面の上昇や地層の圧縮の影響を受けやすい。1965年當(dāng)時(shí)のまま沈下を放置していれば、1999年の時(shí)點(diǎn)で上海はすでに水沒(méi)していたはずだ。しかし65年以降、地下水の汲み上げ制限を始めた。地下水を工業(yè)用に使用する工場(chǎng)を郊外へ移転させ、より深層から取水する一方で、人工的に地下水を還元する策を講じてきたことから、90年代の沈下は年平均10mm程度に抑えられた。

新たな問(wèn)題として浮上しているのが高層ビルの建設(shè)ラッシュである。単獨(dú)の建物が地盤(pán)に影響することはないが、陸家嘴地區(qū)のように高層ビルが林立するエリアでは局地的沈下が起こりうる。今後、容積率に制限を加えるなどして、2007年の沈下を7mm、2010年には5mmに抑えたい。（翻訳?編集/WF）