2015年4月28日、日本メディアはこのほど日米関係筋の話として、日米両政府が今月下旬に改定する日米防衛(wèi)協(xié)力指針に米國(guó)の核抑止力の維持を明記する方針を固めたと報(bào)じた。尖閣問(wèn)題を考慮して、島しょ防衛(wèi)協(xié)力も盛り込むという。軍事専門家の曹衛(wèi)東（ツァオ?ウェイドン）氏は中國(guó)中央テレビ（CCTV）の取材に、釣魚(yú)島（日本名?尖閣諸島）奪取での支援を米國(guó)に余儀なくさせるという日本の希望は空振りに終わるとの見(jiàn)方を示した。

【その他の寫(xiě)真】

同メディアの報(bào)道によると、1997年改定の現(xiàn)行の日米防衛(wèi)協(xié)力指針は核抑止や米軍の前方展開(kāi)に言及しているが、2014年10月の改定作業(yè)の中間報(bào)告はオバマ政権のアジア重視戦略「リバランス」との整合性をとるとしただけだった。2014年秋以降の水面下の交渉で日本政府は「米國(guó)の核の傘は日本防衛(wèi)の基礎(chǔ)だ」と指摘。雙方はこの長(zhǎng)年の日米協(xié)力の基本方針を改めて明確にすることを決めた。

新たな協(xié)力內(nèi)容として盛り込む有事の際の島しょ防衛(wèi)について、現(xiàn)行指針には具體的記述がない。2012年に日本がいわゆる「國(guó)有化」政策を?qū)g施して以降、中國(guó)側(cè)は公船による関係海域での巡航を常態(tài)化させ、東シナ海と南シナ海での活動(dòng)も強(qiáng)化した。このことから日本側(cè)は島しょ防衛(wèi)を新たに盛り込むことで、尖閣諸島が対日防衛(wèi)義務(wù)を定めた日米安保條約の適用対象であることを明示することを望んでいる。

日本政府は27日に予定される日米安全保障協(xié)議委員會(huì)（2プラス2）で、日米防衛(wèi)協(xié)力指針の改定について合意に達(dá)する計(jì)畫(huà)だ。これについて米國(guó)のカーター國(guó)防長(zhǎng)官は「日米防衛(wèi)協(xié)力指針の改定は世界に対して大きな影響がある」と指摘した。

日本が尖閣諸島奪取での支援を米國(guó)に余儀なくさせるかどうかについて、曹氏は「それは日本の一方的な願(yuàn)望だと思う。日本は米國(guó)を尖閣問(wèn)題の紛爭(zhēng)に引き込むことを望んでいるが、米國(guó)は尖閣諸島の歴史の問(wèn)題を非常によく分かっている。われわれはすでに立場(chǎng)を明確に表明した。尖閣諸島は古來(lái)中國(guó)の領(lǐng)土だ。また、尖閣諸島の領(lǐng)?；€も発表した。このため領(lǐng)土主権を守る中國(guó)の斷固たる決意と意志は世界各國(guó)が知っている。日本は米國(guó)を引き込んで尖閣問(wèn)題をかき亂すつもりだが、この考え方と米國(guó)の実際の行動(dòng)とには大きな開(kāi)きがあるはずで、つまり日本の希望は空振りに終わる可能性がある」と述べた。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/NA?編集/武藤）