<日本人が知らない韓國>男同士でも…、想像以上に濃密な韓國の「チング」

Record China    2015年5月6日(水) 13時2分

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韓國語で「友人」のことを「チング」というが、その言葉が持つ意味は日本とは少し異なっているようだ。寫真は腕を組んで歩く韓國人男性。

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韓國語で「友人」のことを「チング」というが、その言葉が持つ意味は日本とは少し異なっているようだ。

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韓國でも日本と同様、親しい人同士で食事に行くことがよくあるが、支払いは必ずといっていいほど誰かがまとめて支払う。つまり、「おごり」だ。食事は1回きりではないので、支払いはあうんの呼吸で持ち回りになる。日本では支払ってもらったらお禮の言葉を述べるのが普通だが、韓國では親しい間柄の場合、特に何も言わないことが多い。お禮を言うと、「みずくさいな。お前はまだ俺のことを『チング』と思ってないのか?」と言われる。それぞれ別の料理を頼んでも、「チング」同士ではお互いの料理に當(dāng)たり前のように箸を伸ばす。

男同士の「チング」の付き合いは、日本人が想像する以上に濃い。中年のおっちゃんたちが街中で少年のように戯れている姿もよく見かける。一度、酒で出來上がった5?6人のおっちゃんたちが、路上で「カンチョウ」をしながら走り回っている姿を見たことがある。驚きもあったが、大人になってもこのような付き合いができることを少しうらやましくも感じた。以前、韓國の地方議員が米國視察の際、ナイキ本社の銅像でふざけて大ひんしゅくを受けたことがあったが、その姿が目に浮かぶようだった。韓國にいる時と同じように羽目をはずしてしまった結(jié)果だ。

日本では女性同士が手を組んだり、つないだりしている姿を見ることは時々ある。しかし、男性同士ではどうだろう?韓國では、男性同士でも「チング」が手をつなぐのは普通だ。私も何度か男の「チング」に手をつながれたことがあるが、なんとも微妙な感じだ。こればかりは、韓國生活が長い私もいまだに慣れない。

■筆者プロフィール:水田尊久

兵庫県出身。2000年に訪韓し、現(xiàn)地企業(yè)で勤務(wù)した後、2013年に獨立。日韓企業(yè)協(xié)業(yè)支援、韓國進(jìn)出支援、市場調(diào)査など、韓國を中心に活動している。

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