2015年5月4日、米誌フォーブスによると、韓國(guó)の民間シンクタンク?峨山政策研究院が報(bào)告を発表。韓國(guó)人の多くは依然として米國(guó)が政治と軍事分野における最も重要なリーダーであると認(rèn)識(shí)している一方で、経済的実力を著実に向上させている中國(guó)が今後世界のリーダーになると考える人が増加していることが明らかになった。6日付で中國(guó)日?qǐng)?bào)網(wǎng)が伝えた。

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峨山政策研究院が4月20日に発表した最新のレポートによると、多くの韓國(guó)人は米國(guó)を政治と軍事分野における最重要のリーダーであると認(rèn)識(shí)している。しかし、同時(shí)に70．5％の韓國(guó)人が今後は中國(guó)経済がさらなる発展を続けて経済超大國(guó)になると考えており、米國(guó)経済は衰退すると予測(cè)している。米國(guó)が將來(lái)も経済超大國(guó)のままであり続けると考えている人は20．2％にすぎなかった。

韓國(guó)は近年、経済面での最重要國(guó)である中國(guó)と、米韓同盟など安全保障問(wèn)題上で依存している米國(guó)の間に挾まれ、両者の間を行ったり來(lái)たりする「バランス外交」「二股外交」を余儀なくされてきた。今回の調(diào)査結(jié)果では、過(guò)去の調(diào)査とほぼ同じく、90％以上が「米韓同盟を支持する」と回答した。しかし、最近は米國(guó)の反対を押し切ってアジアインフラ投資銀行（AIIB）への參加を決定したり、在韓米軍への終末高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）配備の問(wèn)題に関して、中國(guó)の反対を考慮すべきか否かが議論になるなど、緊張狀態(tài)が続いている。

こうした狀況において、峨山政策研究院の調(diào)査レポートは、韓國(guó)人が現(xiàn)狀をどう捉えているのかを理解するための大きな參考になる。

同研究院が今年1月に発表したレポートによると、韓國(guó)人の米國(guó)人に対する好感度は10點(diǎn)満點(diǎn)のうち5．3で、北朝鮮人（4．5）や中國(guó)人（4．6）、日本人（3．0）と比較して最も高かった。

一方で、「米國(guó)と韓國(guó)には共通の國(guó)家利益が存在しない」との回答は44．5％にも上った。このことは、米韓同盟に対する90％以上の支持にも変化が発生する可能性があることを示している。韓國(guó)と米國(guó)の間で、中國(guó)に対する政策に大きな食い違いが発生した場(chǎng)合には、両國(guó)間に大きな亀裂が入る可能性もある。

また、米國(guó)と中國(guó)を比較した場(chǎng)合、「米國(guó)が世界のリーダーである」と認(rèn)識(shí)している韓國(guó)人は72％（13年の調(diào)査では57％）存在した。一方、中國(guó)に関しては、新たなリーダーであると見(jiàn)なす韓國(guó)人が急増している?！钢袊?guó)が世界のリーダー」と認(rèn)識(shí)している割合は、13年は29％にすぎなかったが、今年の調(diào)査では52％まで増加した。

これらの調(diào)査結(jié)果を見(jiàn)ると、韓國(guó)人は米國(guó)を世界のリーダーとしてあがめている反面、10年以內(nèi)に中國(guó)が米國(guó)を追い越すと予測(cè)しており、興味のある対比を示している。こうした態(tài)度は、米中に挾まれて韓國(guó)人にどのような気持ちが生じたのかの判定材料として、あるいは韓國(guó)人が米中両國(guó)の発展をいかに判斷しているかのある種の指標(biāo)とすることができるかもしれない。韓國(guó)では國(guó)民の意見(jiàn)が外交政策に大きな影響を及ぼすため、中國(guó)と米國(guó)のアナリストは調(diào)査レポートを十分に研究する必要があるだろう。（翻訳?編集/秋田）