2015年5月7日、米ラジオ局ボイス?オブ?アメリカ中國(guó)語(yǔ)版は、中國(guó)の習(xí)近平（シー?ジンピン）國(guó)家主席とロシアのプーチン大統(tǒng)領(lǐng)の「ブロマンス」（男性同士の親密な関係）はオバマ米大統(tǒng)領(lǐng)に打撃を與えるのかと題する記事を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

ロシアが9日に開(kāi)催する戦勝70周年記念の軍事パレードに歐米主要國(guó)の首脳が參加を見(jiàn)送る中、習(xí)主席の出席は関心を集め、中ロの関係は今後さらに深まるとみられている。ロシア側(cè)は習(xí)主席を「ロシアにとって最も重要な客人」としており、米メディアからは中ロ首脳の緊密な関係はオバマ大統(tǒng)領(lǐng)の外交や戦略に対する打撃との指摘も出ている。

これに対し、プリンストン大學(xué)のギルバート?ロスマン氏は「習(xí)主席の出席によって中ロの緊密な関係は長(zhǎng)年にわたって続く」との見(jiàn)方を示す。さらに英BBCは「現(xiàn)在の中ロは過(guò)去半世紀(jì)のどの時(shí)期よりも緊密だ」とする文章を先月掲載した。両首脳は昨年、5回顔を合わせており、今年はこれを上回る見(jiàn)通しだ。先月訪(fǎng)中したロシアの高官は「両國(guó)の関係は隣國(guó)という立場(chǎng)にとどまらない。期待通り、緊密な関係になった」とコメントしている。

昨年3月にロシアがクリミアを編入して以來(lái)、米ロは全面的ににらみ合う體制に入った。これについてロスマン氏は「ロシアが中國(guó)に近づいた理由は米國(guó)の制裁だけが原因ではない」と指摘し、「ウクライナ問(wèn)題は中ロ関係の発展を加速させたが、中ロが將來(lái)的な國(guó)際秩序に対して似通った展望を抱いている點(diǎn)により深い原因がある」と説明?！钢啸恧厦讎?guó)の影響力が弱まる中で勢(shì)力を強(qiáng)めることを考えている」としている。

ロシアは先月、中國(guó)との軍民両用ヘリコプターの共同開(kāi)発や月面基地の建設(shè)に向けた協(xié)力體制などに言及しており、中國(guó)も今月中旬に地中海でロシアと合同軍事演習(xí)を行うと発表している。軍事演習(xí)は第3國(guó)を想定したものではないとしているが、「日米同盟を念頭に置いている」との見(jiàn)方も出ている。

中ロの動(dòng)きに対し、米紙ワシントン?タイムズは「中ロの新たな同盟関係はオバマ大統(tǒng)領(lǐng)の外交と戦略にとって最新の打撃だ」とする文章を掲載しており、戦略國(guó)際問(wèn)題研究所（CSIS）の関係者は「現(xiàn)在、中ロ関係のてんびんは中國(guó)側(cè)に傾いている。中國(guó)に歩み寄るロシアは中國(guó)に対して強(qiáng)い発言力を持てないだろう」と指摘する。さらに、ロシアの戦略分析家は「中國(guó)の経済力からすれば、ロシアは中國(guó)にとって単なる1パートナーにすぎないのだろう」との考えを示している。（翻訳?編集/野谷）