2015年5月10日、中國がアフリカ東部のジブチで基地を建設(shè)する見通しが強くなっている。実現(xiàn)すれば、すでに同國に基地を保有する米國と中國が並び立つことになる。ジブチのゲレ大統(tǒng)領(lǐng)は、「協(xié)議が進(jìn)んでおり、中國の存在を歓迎する」と述べた。中國メディア?観察者網(wǎng)が伝えた。

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ジブチには米軍のキャンプ?ルモニエがあり、イエメンやソマリアでの反テロ作戦の拠點となっている。フランスと日本もジブチに基地を保有している。ジブチはフランスの舊植民地で、ヨーロッパをはじめとする各國海軍がソマリア海賊掃討の根拠地としている。

日本は2011年にジブチ政府から空港に隣接する土地を租借し、司令部と兵舎を設(shè)置、P?3C哨戒機も格納されている。海賊対処法により、日本からは4カ月ごとに哨戒機2機と航空自衛(wèi)隊員110人、陸上自衛(wèi)隊員70人が派遣されている。

中國はジブチの港灣、空港、鉄道などの大規(guī)模インフラプロジェクトに數(shù)十億ドル規(guī)模の資金を提供している。ゲレ大統(tǒng)領(lǐng)は「中國も自國の利益を守ることを望んでおり、中國は歓迎されている」と述べた。

ジブチ?中國領(lǐng)政府は軍事協(xié)定を結(jié)び、中國海軍がジブチ港を利用できるようになったことに米國政府は不満を抱いている?，F(xiàn)在、中國はジブチ北部のオボックに恒久的軍事基地の建設(shè)を計畫している。

今年4月、中國海軍がイエメン在住の中國人の退避を支援した際、救出された人々はイエメンからジブチ経由で帰國した。（翻訳?編集/岡本悠馬）