2015年5月11日、中國(guó)民用航空局のウェブサイトによると、韓國(guó)アシアナ航空の乗客が勝手に非?？冥蜷_(kāi)けた事件で、吉林省延吉市人民法院で初公判が行われた。人民網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

2月12日、吉林省の延吉空港で韓國(guó)仁川行きのアシアナ機(jī)に搭乗した容疑者は滑走路走行中に座席橫の非常口を勝手に開(kāi)け、脫出用の滑り臺(tái)が作動(dòng)した。このため、同機(jī)は4時(shí)間の遅延を余儀なくされ、経済損失は3萬(wàn)4000元（約65萬(wàn)円）に上り、延吉空港は大きな被害を被った。

2月21日、延吉空港公安局は同事件を立件し、3月5日、危険方法危害公共安全罪（危険な方法で公共の安全に危害を與えた罪）で容疑者を逮捕、3月13日に起訴した。

中國(guó)では飛行機(jī)の乗客によるトラブルが相次いでいる。民航公安部の統(tǒng)計(jì)によると、今年1月から昆明、重慶、フフホト、南京、延吉、長(zhǎng)春、深セン、ウルムチ、鄭州などの地域で、乗客が非常口を開(kāi)ける事件がすでに12件も起きている。

専門(mén)家によると、中國(guó)の「民用航空安全保衛(wèi)條例」第16條及び第25條において、非?？冥騽偈证碎_(kāi)ける行為は禁止されており、「治安管理処罰法」に基づき罰せられる。また、「刑法」に抵觸する可能性もあり、損害に対し賠償責(zé)任が課せられる。（翻訳?編集/霧島）