塩の名産地はニセ塩が深刻、地元の144萬人に危険―湖南省衡陽市

2007年8月28日、湖南省衡陽市塩務局政科戴文傑（ダイ?ウェンジエ）科長の説明によると、今年に入って、彼らと公安部門と共同で3件の重大事件を検挙し、偽塩、密造塩の合わせて78トンあまりを押収した。現(xiàn)在2人を逮捕し、3人を拘留している。しかし日に日に偽塩?密造塩の問題が深刻さを増し、重大事件の検挙も喜べない狀況にある。

衡陽市は湖南省の重要な塩の生産地で、市內の湘衡塩鉱は現(xiàn)地で非常に有名な企業(yè)であるが、ニセ塩、密造塩の流通も深刻な地域である。當局の推計によると、全市720萬人のうち、100數(shù)萬人はヨードの含まれない（中國では食塩にヨードを添加することを義務付け）偽塩を摂取していると見られている。約20%、約144萬人の市民が規(guī)準に合格した塩を摂取していない恐れがあるという。

7月31日、衡陽市で行われた食塩安全関連の會議上で、湖南省塩務局李建新副局長は、湖南省の食塩計畫完成率を発表し、ヨード塩、合格の占める割合は、全國ではトップだが、個別の地區(qū)の製塩地帯と比較すると、衡陽市は比較的厳しい狀況に置かれていると説明した。食塩の販売數(shù)は低下し、市場の偽塩、密造塩が蔓延している。

塩政部門によると、偽塩、密造塩はヨードを含まないため、長期にわたりそれらを摂取するとヨードが不足し、病気を誘発、甚だしきに至っては児童の知力や発育に悪影響を及ぼすという。また、一部の工業(yè)塩は多種類の重金屬を含み、過度に摂取すると中毒を引き起こし、死に至る可能性もある。ごく少量でも食中毒を起こすものもあり、危険性は極めて大きいという。（翻訳?編集/YS）