2015年5月13日、新京報によると、中國商務(wù)部外國投資管理司の唐文弘（タン?ウェンホン）司長は12日、「中國での投資を中止させた企業(yè)の平均投資規(guī)模は小さく、そのほとんどが抜け殻會社だ」と述べた。同部がまとめたデータによると、今年1?4月の全國の実行ベース外資導(dǎo)入額は2736億1000萬元（約5兆2500億円）で前年同期比11．1％増加した。

【その他の寫真】

▼資本引き上げの一部は國內(nèi)資本への転換

今年1月、日本のパナソニックは中國にあるテレビ生産ライン2本を撤退させると発表した。米マイクロソフトも、かつてノキアの子會社2社が所有していた攜帯電話生産ラインを段階的に閉鎖するとし、2月には腕時計メーカーのシチズンが広州支社を閉鎖した。一部の海外メディアは「海外資本が中國から撤退する」と報じた。同部はこうした報道に対し、4月初めに反論のコメントを発表し、5月12日には唐司長が再び反論を述べるに至った。

唐司長は、「中國での投資を中止させた企業(yè)の平均投資規(guī)模は小さく、そのほとんどが抜け殻會社だ。5分の1は中國での事業(yè)期間が5年に満たない。2010年の外資系企業(yè)の売上高上位1000社のうち、投資を終了したのは19社だけで、そのうち損失が原因で終了したところはわずか2社だ。投資を終了した外資系企業(yè)の一部は資本を國內(nèi)資本に転換して経営を続けている。今挙げた投資を終了した19社のうち、10社は株式の追加発行により國內(nèi)資本企業(yè)に姿を変えて経営を続けている」と話す。

▼VW、クライスラーなどは対中投資を増額

一部の先端製造業(yè)は海外からの投資額を順調(diào)に伸ばしている。フォルクスワーゲン（VW）、クライスラー、ロシュ、エアー?プロダクツ?アンド?ケミカルズ、ボッシュ、アマゾンといった有名多國籍企業(yè)が引き続き対中投資を追加し、富士康、宏達(dá)といった加工貿(mào)易企業(yè)が中部?西部地域で引き続き投資を拡大する。通信設(shè)備?コンピューター?その他電子設(shè)備製造業(yè)の実行ベース外資導(dǎo)入額は同9．9％増加し、交通輸送設(shè)備製造業(yè)も同2．4％増加した。

徐部長は、「中國の消費力の向上にともない、自動車市場にはまだ成長の余地があり、アマゾンを代表とする通信販売産業(yè)も巨大な潛在力をみせる。こうした分野の成長の潛在力も外資系企業(yè)に高く評価されている」と分析する。

同部のデータによると、現(xiàn)代型サービス業(yè)分野は外資導(dǎo)入の伸びが大きく、1?4月の実行ベース外資導(dǎo)入額は281億4000萬ドル（約3兆3500億円）で同24．8％増加した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KS?編集/武藤）