2015年5月14日、中國のインターネット掲示板に「日本製品をボイコットするよりも、日本を追い越そう」と題する文章が掲載された。

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中國ではこれまで、反日感情の高まりとともに「日本製品ボイコット」が聲高に叫ばれてきた。一方で、日本製品の良さを認(rèn)めたり、グローバル経済の中では日本製品をボイコットすることは実質(zhì)的には不可能だといった冷靜な意見が聞かれたりもしている。今回、ネット上に掲載された主張は、韓國を例に挙げて日本を追い抜くことでそのコンプレックスを解消しようというものだ。

「一部の人は、日本製品のボイコットをよく持ち出す。私は、日本製品をボイコットするよりも、さまざまな面で日本を追い抜くことの方が良いと考えている。日本人はなぜ韓國を恐れ、韓國に敬服するのか。それは、さまざまな分野で日本を追い越しているからだ。

たとえばサムスンの市場価値はソニーや東芝、パナソニック、シャープよりも上だし、韓國最大手のポスコは新日鉄を超えている。ドラマや映畫の輸出でも韓國は日本を上回っているし、スポーツにおいても日本より多くのメダルを獲得している。國民の収入も日本とそれほど変わらない。

私たちは、環(huán)境や商品の品質(zhì)、國民の豊かさ、福祉などの面で日本を追い越すよう努力すべきだ。國産品が日本製品を追い抜けば、自然と誰も日本製品を買わなくなるのだから」（翻訳?編集/北田）