2015年5月15日、中國?陝西省西安市の地元紙?華商報(bào)（電子版）は、「公衆(zhòng)トイレのすぐ橫でアイスクリームを販売している」との市民からの通報(bào)を受けて、問題の公衆(zhòng)トイレを探った。

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13日に同紙記者が西安市案板街にあるホテル橫の公衆(zhòng)トイレに向かうと、入り口にはトイレ使用料5角（約10円）を受け取る男性が椅子に座っていた。男性トイレに入ると、床には大量の冷凍保存用ケースが積み上げられ、手押し車も置いてある。すべてに同じメーカーのアイスクリームのロゴが描かれていた。トイレの入り口にもアイスクリームの入ったケースが置かれており、男性は使用料を受け取る一方でアイスの販売も行っているという。

管轄の新城區(qū)食品薬品監(jiān)督管理局に同紙記者が連絡(luò)したところ、職員2人が問題のトイレに到著。男性とアイスクリーム販売を依頼した経営者の女性から事情を聴いた。この女性は昨年からアイスクリームの販売を始めたが、食品販売の営業(yè)許可は得ていなかった。女性自身はこのトイレの近くにある鐘樓でアイスクリームを販売しており、トイレに在庫を保管していたのは「近くて便利だから」という理由だった。

食品薬品管理局の規(guī)定では、食品販売は汚染源から一定の距離を置くことが義務(wù)付けられており、水洗トイレからは15メートル以上離れていなければならない。同管理局は女性経営者を厳しく指導(dǎo)するとともに、正式な営業(yè)許可を取るよう求めた。（翻訳?編集/本郷）