2015年5月18日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、中國(guó)が発令した南シナ海の禁漁令に対し、ベトナムが抗議の意を示しており、禁漁を守らない姿勢(shì)だと伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)が発令した禁漁令は5月16日から8月1日まで実施され、この期間中、北緯12度以北からトンキン灣を含む中越海上境界線までの南シナ海で漁業(yè)が禁止される。しかし、ベトナム外務(wù)省のレ?ハイ?ビン報(bào)道官は16日に聲明を発表し、禁漁區(qū)域はベトナムが領(lǐng)土を主張する西沙（パラセル）諸島の領(lǐng)域を侵害しており、「禁漁令は無(wú)効である」とした。

中國(guó)は1999年から南シナ海で禁漁政策を?qū)g施、中國(guó)とその他の國(guó)の漁船も制限の範(fàn)囲內(nèi)としており、禁漁の漁船の數(shù)は9000隻に及ぶ。禁漁は海洋資源を保護(hù)し、漁業(yè)従事者の環(huán)境意識(shí)を高めるものだと中國(guó)側(cè)は主張している。

ベトナム紙?青年報(bào)は、米國(guó)のアナリストの分析を引用し、南シナ海の禁漁時(shí)期に中國(guó)は海上での巡査?監(jiān)視を強(qiáng)化するつもりで、中國(guó)が南シナ海の主権を主張するに違いないと報(bào)じた。アモイ大學(xué)國(guó)際関係學(xué)院の莊國(guó)土（ジュアン?グオトゥ）院長(zhǎng)は、「禁漁は海洋資源保護(hù)に有利であり、ベトナム政府は自國(guó)の漁業(yè)従事者を管理する義務(wù)がある。このようなささいなことで両國(guó)の良好な雰囲気に水を差すべきではない」と述べた。（翻訳?編集/霧島）