2015年5月20日、今年の上海國(guó)際映畫(huà)祭では、すでに発表された「天の茶助」のほかに、「味園ユニバース」、「滝を見(jiàn)にいく」、「深夜食堂」、「百円の戀」、「さいはてにて やさしい香りと待ちながら」、「紙の月」、「ジヌよさらば かむろば村へ」、「夫婦フーフー日記」の8本の日本映畫(huà)が上映されることが分かった。第18回上海國(guó)際映畫(huà)祭は6月13?21日に開(kāi)催予定で、海外作品の上映も同時(shí)期に行われる。チケットは6月6日より販売開(kāi)始予定。新聞晨報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

日本は世界指折りの映畫(huà)制作國(guó)の1つ。日本映畫(huà)は長(zhǎng)い歴史を持っており、黒澤明や小津安二郎など世界的な巨匠を輩出した。質(zhì)、量のいずれをとっても日本映畫(huà)は世界のトップレベルであり、中國(guó)にも多くの日本映畫(huà)ファンが存在する。

▼日本の変遷を描く、「味園ユニバース」

中國(guó)にも多くの日本映畫(huà)ファンがいる。毎年の上海國(guó)際映畫(huà)祭では、恒例の日本映畫(huà)ウィークが行われるほか、別枠でも日本でヒットした、あるいは好評(píng)を博した新作映畫(huà)が複數(shù)上映されており、日本映畫(huà)ファンの注目を集めている。今年も様々なジャンルの日本映畫(huà)が銀幕で上映されるとともに、日本の人気スターが上海を訪(fǎng)れる予定だ。

山下敦弘監(jiān)督の作品「味園ユニバース」は、人気アイドルユニット?関ジャニ∞の渋谷すばるが主演を務(wù)め、新世代の人気女優(yōu)?二階堂ふみがヒロインを演じる。本作品は歌うこと以外すべての記憶を失った若い男とバンドのマネージャーの少女が出會(huì)い、男の天才的な歌唱力を発掘するという物語(yǔ)。懐古的な雰囲気がただよい、山下監(jiān)督の個(gè)性が存分に表現(xiàn)されている。

沖田修一監(jiān)督の2014年の作品「滝を見(jiàn)にいく」は、ツアー旅行に參加した7人の中年女性が、旅の途中でツアーガイドとはぐれながらも、山中で美しい滝を見(jiàn)つけるという物語(yǔ)。本作品は演技経験が全くない一般人が出演しているが、監(jiān)督の指導(dǎo)のもと、プロの俳優(yōu)にも引けを取らない演技を見(jiàn)せており、繊細(xì)な描寫(xiě)により7人の女性の性格や特長(zhǎng)がうまく表現(xiàn)されている。

「百円の戀」は、大學(xué)を卒業(yè)したばかりのまるで「何も出來(lái)ない」女の子を主人公に、日本社會(huì)の底辺の人間模様を描き出した作品。

「さいはてにて やさしい香りと待ちながら」は、中國(guó)臺(tái)灣の女性映畫(huà)監(jiān)督?姜秀瓊（ジアン?シューチュン）の作品で、臺(tái)灣の文蕓作品的情緒が垣間見(jiàn)える。映畫(huà)は女性獨(dú)特の視點(diǎn)で展開(kāi)され、見(jiàn)知らぬ人同士だった女性たちが、誤解や偏見(jiàn)を経て、互いを理解し支え合う関係になるまでの変化を強(qiáng)調(diào)した作品となっている。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/YW?編集/武藤）