Record China 2015年5月24日(日) 22時42分
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22日、日本メディアによると、日本は今後5年間に約1000億ドル(約12兆円)を投入してアジア地域のインフラ建設(shè)支援に充てる計畫だ。安倍晉三首相が21日にこの計畫を明らかにした。資料寫真。
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2015年5月22日、日本メディアによると、日本は今後5年間に約1000億ドル(約12兆円)を投入してアジア地域のインフラ建設(shè)支援に充てる計畫だ。安倍晉三首相が21日にこの計畫を明らかにした。日本のこの動きはアジアインフラ投資銀行(AIIB)の創(chuàng)設(shè)を提唱した中國と主導(dǎo)権爭いをして、急速に拡大する中國の影響力を抑制することが狙いだという。
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日本の巨額投資の報を耳にした中國の學(xué)術(shù)関係者の反応はおよそ次のようなものだった?!溉毡兢ǔ¥瓮顿Yルールを遵守してアジアのインフラ建設(shè)に資金を投資するのであれば、それはよいことであり、中國にはいかなるマイナス影響もない。問題は、日本がこの投資を『地縁政治基金』として利用し、中國のすることなすことに介入しようとし、中國やAIIBが行おうとするプロジェクトの邪魔をし、悪意に基づく競爭で価格を押さえ込もうとするなら、面倒なことになるかもしれない、ということだ」。
最悪の場合でも、中國とAIIBが日本との競爭で難しい局面に陥ることはあり得ない。なんといってもアジアが必要とするインフラ建設(shè)資金は1兆ドル規(guī)模の天文學(xué)的な數(shù)字であり、日本が1000億ドルで中國やAIIBとことごとく対立しようとしても不可能だ。
AIIBの資本金は1000億ドルだが、優(yōu)遇貸出や金利面の支援などさまざまな方式で運用されるため、少なくとも1兆ドルを超える投資プロジェクトが行われる見込みだ。また創(chuàng)設(shè)メンバーはすでに57カ國に達(dá)した。日本が中國と競爭するつもりなら、大きなグループを相手にすることになり、日本の大騒ぎで害を與えるのは中國の利益ばかりではない。
安倍政権はこのところ偏執(zhí)狂的に中國と爭おうとし、日本には中國の勃興を押さえ込むだけの力をあるという幻想を振りまこうとしている。このことは日本の資源と心理的な余裕をじわじわと消耗させることになる。日中の実力や規(guī)模は徐々に差が開いており、今後10年で中國の國內(nèi)総生産(GDP)は日本の3倍以上になるとみられ、これは2000年の中國本土と臺灣との経済規(guī)模の差にほぼ匹敵する。臺灣は中國本土に「銀弾外交」(経済支援外交)を仕掛け、初めは意気盛んだったが、徐々に力不足に陥った。日中の間でもこうした一幕が徐々に再現(xiàn)されつつある。
中國は日本との競爭に注意力を集中させるつもりはなく、日本と消耗戦を繰り広げるつもりもない。中國には、「あなたはあなたの戦い方をし、私は私の戦い方をする」という言葉がある。中國がAIIBを立ち上げたのは日本をやり玉に挙げるためでも、米國をやり玉に挙げるためでもない。中國が自國とアジアの必要を踏まえ、時代の流れの中で行ったことであり、水が流れて川になるような自然なことで、重大な任務(wù)だがそれほど困難なことではない。日本が中國と対抗するために1000億ドルを拠出するのだとすれば、中國のしたこととはまったく別のことだ。
日本はアジアで投資や援助を行ってきた経験があるが、目標(biāo)の設(shè)定を誤れば、アジアの中で迷子になる。日本の今日の繁栄は中國と同日に語れるものではなく、投資の力をこれまで対処してきた目標(biāo)に向けるなら問題はない。だが投資の力を「中國の影響力を押さえ込む」ために用いるなら、血を吐くような努力をしても目的を達(dá)することはできない。
調(diào)査によると、中國を嫌いだという日本人の割合は日本を嫌いだという中國人の割合をはるかに上回るとう。中國は日本に実質(zhì)的な損害を與えたことはなく、近代以降に日中が全面的に衝突した場合、日本はいつも世界が認(rèn)める加害者だった。日本人で「中國を恨む人」は中國人で「日本を恨む人」よりも多いが、これはどう考えてもおかしなことだ。
日本の右翼は日本社會の心情をかき亂し、日本の対中外交は出発點から間違っている。対中関係の歪みは一部の分野では驚くほどで、徹底的に情緒が主導(dǎo)しており、日本自身の長期的な利益から大きく遠(yuǎn)ざかっている。
中國人の訪日観光客數(shù)は増加している。これは中國社會の本心の現(xiàn)れだ。中國は日本を自分たちの主要なライバルだとはみていないし、関係を改善したい、トラブルなく心安らかにつきあっていきたいと願っている。日本はいつも中國とアジアの主導(dǎo)権を爭おうとしているが、中國人はそうしたことにまったく興味がない。中國は「主導(dǎo)権」という言葉が嫌いだ。日本と「主導(dǎo)権」を爭うことは、中國にとって偽の命題にほかならない。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KS?編集/武藤)
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2015/5/22
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