Record China 2007年8月31日(金) 21時(shí)25分
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海を隔てて臺(tái)灣を臨む福建省東南部の南安市に“ハンセン病村”として知られる村がある。2007年8月、記者は同村をルポルタージュに訪れ、靜かに療養(yǎng)生活を送っている患者らの生活を取材した。
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海を隔てて臺(tái)灣を臨む福建省東南部の南安市に“ハンセン病村”として知られる村がある。2007年8月、記者は靜かに療養(yǎng)生活を送っている患者らの生活を取材した。
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“ハンセン病村”は地元での通稱で、正式名稱は「南安市疾病予防センター?ハンセン病療養(yǎng)所」。自然豊かで空気が新鮮な山間部にあり、1958年9月に設(shè)立。最大140人を収容できるが、現(xiàn)在は17人の患者が療養(yǎng)している。平均年齢65歳以上で、中國(guó)の障害等級(jí)で3級(jí)に當(dāng)たるお年寄りたちだ。
同療養(yǎng)所に駐在して13年になる李雲(yún)華醫(yī)師は「ここに住んでいる患者さんたちは保菌していても、もう伝染性はありません。ただ、手足の変形などで健常者のような作業(yè)能力は失っています。さらに気の毒なのは、彼らのほとんどは身寄りがなく、帰る家もないことです」と話す。
患者らに話を聞きたい、という記者に李醫(yī)師は「この種の病気にかかった人の常として、彼らは見知らぬ人にあまり會(huì)いたがりません?;颊撙沃肖摔?、もう50年以上もこのような孤獨(dú)な境遇を強(qiáng)いられている人もいます?;颊撙丹螭郡沥蠚霸隆⒄壬鐣?huì)慈善機(jī)構(gòu)から出る370元(約6000円)で暮らしています。ここが家庭のようなもので、お互いに助け合いながら生活しています」と説明してくれた。
記者が療養(yǎng)所周辺を歩いていると、陳さんという男性患者に出會(huì)った。今年72歳で、気のいいお年よりだ。記者を見るなり「(寫真は)撮らないでくれよ。俺の孫はまだ彼女がいないんだ。爺さんがこんなところにいるのを人様に見られたら、あいつは嫁さんをもらえなくなっちゃうよ!」。陳さんは冗談めかして話したが、これはハンセン病患者の正直な気持ちであり、記者は複雑な思いに駆られた。
福建省はかつてハンセン病発癥率の高かった地域として知られる。解放前、中國(guó)のハンセン病患者は非人道的な扱いを受け、満足な治療も受けられずにいた。新中國(guó)成立後は、治療技術(shù)の進(jìn)歩や予防知識(shí)の普及でハンセン病患者は激減。統(tǒng)計(jì)によると、現(xiàn)在の活動(dòng)性患者は200人ほどだが、いまだに毎年約80人が新たに罹患しているという。(翻訳?編集/YO)
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