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24日、中國湖北省の武漢大學に裏口入學できたと信じ、4年間通い続けた若者20人余りが、4年後の卒業(yè)時になって初めて自分たちが詐欺に遭っていたことに気付いたというトラブルが起きていたことが分かった。寫真は武漢大學。
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2015年5月24日、中國湖北省の武漢大學に裏口入學できたと信じ、4年間同大學に通い続けた若者20人余りが、4年後の卒業(yè)時になって初めて自分たちが詐欺に遭っていたことに気付いたというトラブルが起きていたことが分かった。中國紙?京華時報が伝えた。
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被害者の1人、張さん(仮名)は11年の大學受験に失敗。すると父親の知人が「武漢大學にコネがある」という陳(同)と名乗る男を父親に紹介した?!?5萬元(約300萬円)払えば、必ず武漢大學に入學できる」と自信たっぷりに話す陳に、張さん親子は15萬元を支払い、武漢大學の入學通知書を受け取った。
入學初日、武漢大學では新入生の入學手続きが行われていた。陳は「すべての手続きは私に任せるように」と張さんに言い渡し、新入生を対象に実施される軍事訓練では、數(shù)人の若者とともに大學から遠く離れた場所に連れて行ってこれに參加させた。この訓練には二十數(shù)人が參加していたといい、その後、大學に戻った張さんらは「學生指導員」を名乗る男?王(仮名)に學費1萬5000元(約30萬円)と寮費3500元(約7萬円)を渡した。張さんらは他の學生同様、授業(yè)に出て、きちんと試験を受け、大學內(nèi)の宿舎に寢泊りしており、何か問題があれば王に相談していたという?!缸苑证郡沥衔錆h大學生」と信じ込んでいた張さんたちだが、卒業(yè)間近の今年4月になって、その王が突然彼らの前から姿を消した。
5月18日、不安になった張さんは全國大學生データをネット検索し、自分の名前がないことを確認。すぐに広東省深セン市の父親に連絡した。父親は警察に通報し、武漢洪山公安分局は詐欺容疑で陳を含んだ容疑者3人の身柄を拘束した。王の行方は不明のままだ。これまでの調(diào)べで、張さん同様の詐欺被害にあった若者は少なくとも24人、被害総額は400萬元(約8000萬円)以上であることが分かった。警察はさらに多くの余罪があるとみて3人を厳しく取り調(diào)べている。
張さんはこの4年間に「なぜ學生証や図書館利用カードが発行されない?」、「なぜ授業(yè)出席の點呼に名前が呼ばれない?」と何度も王にさまざまな疑問をぶつけたが、そのたびに王から「裏口入學だから仕方ない」と説明されたという。
この記事に多くのネットユーザーは「4年間も構內(nèi)をうろうろしている王を大學は不審に思わなかったのか?」、「絶対に大學関係者が一枚かんでいる」と大學側を批判。その數(shù)は「裏口入學する金があるのなら留學すればよかったのに」、「學生証がない時點で詐欺と気付けよ」と若者を非難する聲を上回っているともいわれている。(翻訳?編集/本郷)
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