2015年5月25日、シンガポール華字紙?聯(lián)合早報(bào)は「明治産業(yè)施設(shè)の世界遺産登録、中韓が協(xié)力して反対」と題した記事を掲載、遺産登録申請(qǐng)は北東アジアの傷を開くものだとしている。以下はその概要。

【その他の寫真】

日本が推し進(jìn)める「明治日本の産業(yè)革命遺産」の世界遺産登録について、多くの遺跡は明治維新前の幕末期に建設(shè)されたものだが、侵略戦爭と関係の深い施設(shè)もある。例えば、福岡県の官営八幡製鉄所は、日清戦爭の賠償金を使って建設(shè)されたもので、戦前日本で最大の國営製鉄所として、侵略と拡張の歴史のなかで重要な役割を果たした。この施設(shè)群には中國人、朝鮮人労働者の血と汗が染みこんでいるとして、中國と韓國は世界遺産登録に反対している。

確かに、明治産業(yè)革命遺産は中韓の感情を傷つける要因を持ち、世界遺産登録には明らかに侵略を美化する目的がある。

さらに、日本では「神風(fēng)特攻隊(duì)」の遺産申請(qǐng)も予定されているというが、しかもその理由が「戦爭の悲慘さを伝え、このような悲劇が二度と起こらないようにするため」だという。これが本當(dāng)ならば、日本は戦爭の歴史をすべてひっくり返すつもりのようだ。オバマ政権にとっては実に辛辣（しんらつ）な皮肉になろう。

歴史に関する議論や対立を鎮(zhèn)めるという意味で、世界遺産委員會(huì)はそれぞれの立場を十分に理解し、論爭や対立のあるものについては登録を見送るべきだろう。（翻訳?編集/岡本悠馬）