2015年5月28日、20歳代の中國(guó)系英國(guó)人の若者が、イスラム過(guò)激派組織「イスラム國(guó)」（IS）を撲滅するための多國(guó)籍志願(yuàn)軍に入隊(duì)したと報(bào)じられた。シリア北部で合流したとみられる。新京報(bào)が伝えた。

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英メディアによると、このところ、シリアとトルコの國(guó)境付近で主に活動(dòng)するクルド民兵組織「クルド人民防衛(wèi)隊(duì)」（YPG）に外國(guó)籍の志願(yuàn)者が多數(shù)、合流している。同組織は2012年以降、シリア情勢(shì)の混亂に乗じて同國(guó)北部のクルド人居住地域の多くを事実上の支配下に置いたとされている。しかし、クルド人構(gòu)成員の多くは英語(yǔ)を解さず、外國(guó)人構(gòu)成員との意思の疎通が図れないため、外國(guó)籍の人員らは獨(dú)自に「多國(guó)籍志願(yuàn)軍」を結(jié)成。およそ100人が參加しているとみられるが、従軍経験のある者はごく一部で、ほかは教師やアーティスト出身など戦闘経験のない者だという。

同組織にこのほど參加したとされる中國(guó)系英國(guó)人の男性は、1992年生まれの23歳。幼少時(shí)に中國(guó)から移民した英國(guó)育ちの大學(xué)生だ。參加のきっかけは、組織からの接觸だったという?；顒?dòng)に対する報(bào)酬や住居の手配はなく、食事と軍服2組、小銃が支給されている。新京報(bào)記者が中國(guó)在シリア大使館に確認(rèn)したところによると、この男性の所在や正確な個(gè)人情報(bào)については確認(rèn)不能だという。また、男性のような行為は極めて危険なものとして、シリアへの渡航は慎むよう邦人に求めていくとした。現(xiàn)在、シリア在住の中國(guó)人は30人以下で、2013年に大部分が引き揚(yáng)げたという。

男性は2月にシリア入りしてから、現(xiàn)地の模様を中國(guó)版ツイッター?微博でレポートし続けている。その目的は、「中國(guó)の人々に前線で何が起こっているかを伝えるため」また「自分に萬(wàn)一のことがあっても生前の行動(dòng)が記録に殘るように」とのこと。すでに対人戦も経験済みで、「初めて人を撃った時(shí)は頭が空っぽになった。でも、誰(shuí)かが『テロリストは人間じゃないから』と言っていた」と話した?，F(xiàn)在は毎日、戦闘に參加しているという。食生活は貧しく、宿は避難した住民の空き家を數(shù)日おきに點(diǎn)々とし、熟睡することはままならず、戦闘は夜通し行われており、心身ともにかなり疲弊している様子だ。それでも男性は「テロリストは本當(dāng)に人とは呼べない」と語(yǔ)り、今後も戦闘を続けていくという。（翻訳?編集/愛(ài)玉）