2015年5月29日、環(huán)球時報によると、日本とタイは27日、バンコク?チェンマイ間の高速鉄道建設(shè)でタイが日本の新幹線技術(shù)を採用することを確認(rèn)する覚書を締結(jié)した。日本はアジアのインフラ建設(shè)に1100億ドル（約13兆6000億円）を投じることを発表しており、それが早くも行動に移された形だ。世界各地での中國との鉄道受注爭いの幕が切って落とされた。

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▼日本とタイ、「決定的な進(jìn)展」実現(xiàn)

日本メディアによると、タイのプラジン運輸相と日本の太田昭宏國土交通相は同日、鉄道協(xié)力に関する覚書を東京で締結(jié)し、バンコク?チェンマイ間の総長680kmの高速鉄道建設(shè)の事前調(diào)査を進(jìn)めることで合意した。日本の新幹線の標(biāo)準(zhǔn)軌道を採用することも明らかにされた。報道によると、この覚書は枠組合意であり、最終的な建設(shè)契約ではない。だが日本とタイによる高速鉄道の共同建設(shè)は「決定的な進(jìn)展」を?qū)g現(xiàn)したとしている。日本側(cè)はすでに、日本の高速鉄道技術(shù)にとって臺灣への輸出に続く、海外進(jìn)出の成功例となるとの楽観的な見方を示している。

タイ政府のスコンダパティパック副報道官は26日、同鉄道プロジェクトの投資額が120億ドル（約1兆4900億円）と見込まれ、日本が技術(shù)と資金の支援を提供することを明らかにした。順調(diào)に行けば、鉄道は2016年第2四半期に正式に起工となる。タイ紙「バンコクポスト」によると、締結(jié)式終了後、日本は6月にも鉄道専門家チームを派遣し、タイとの共同調(diào)査研究を行う予定だ。

▼日本はの目的は「かき亂す」こと？

タイだけでなく、日本は最近、世界規(guī)模で中國と鉄道受注競爭を繰り広げている。中國とインドは昨年、ニューデリーからチェンナイまでを結(jié)ぶ高速鉄道プロジェクト実施を検討することを発表した。全長は1750km、設(shè)計時速は300kmに達(dá)する。日本は2013年、インドと協(xié)力合意を締結(jié)し、ムンバイからアフマダーバードまでの高速鉄道専用線建設(shè)の事前調(diào)査を行った。全長約500kmで、2017年に起工となる。

日本はさらに、マレーシアからシンガポールまでの高速鉄道プロジェクトの建設(shè)権獲得にも乗り出し、インドネシアへの高速鉄道列車の輸出も積極的に推進(jìn)している。日本メディアによると、日本はすでにインドネシアと高速鉄道での協(xié)力でほぼ合意を達(dá)成していたが、インドネシアは今年に入って中國の高速鉄道の技術(shù)と設(shè)備の導(dǎo)入に高い関心を示すようになり、日中間のインフラ輸出競爭は短期的には決著のつかない狀況となっている。

ドイツ紙「ハンデルスブラット」の27日の報道によると、ドイツ鉄道は中國の南北車への列車と予備部品の発注意向を公にしていたが、日立もこの分け前にあずかろうとの動きを見せている。ドイツ鉄道グループ理事のHeike Hanagarth氏は、日立が新たな潛在サプライヤーであることを認(rèn)めた。

米紙「ウォール?ストリート?ジャーナル」は、東南アジア地域の高速鉄道網(wǎng)は今後十?dāng)?shù)年で急速に発展すると見られ、高速鉄道技術(shù)輸出國の中國と日本はすでに「全面戦爭」に突入していると伝えた。日本の最近の動きについて日本のある高官は、その目的は「中國と競爭し、局面をかき亂すためであり、東南アジアの國はこれをはっきりと認(rèn)識すべきだ」と語っている。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/MA?編集/武藤）