2015年6月1日、韓國(guó)から香港を経由して広東省恵州市に渡った韓國(guó)人の感染が確認(rèn)され問(wèn)題になっている中東呼吸器癥候群（MERS）。新種のコロナウイルスによる感染癥で、2012年9月に、サウジアラビアで初めて感染者が報(bào)告されて以降、中東地域や歐州で感染拡大し、最近では韓國(guó)でも感染者が確認(rèn)されるなど、流行の様相を呈している。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

北京地壇病院感染性疾病診療センターの陳志海（チェン?ジーハイ）教授によると、MERSは呼吸器や接觸などが感染経路となることが分かっているものの、消化器が感染経路になる証拠はない?；颊撙榉蛛xされたMERSコロナウイルスと同じウイルスが、中東のヒトコブラクダから分離された。世界保健機(jī)関（WHO）は、潛伏期間は7?14日と見(jiàn)ている。

家族間や、醫(yī)療機(jī)関における患者間、患者-醫(yī)療従事者間など、濃厚接觸者間での感染も報(bào)告されているものの、季節(jié)性インフルエンザのように、次々にヒトからヒトに感染する可能性はほとんどない。しかし、世界的な行き來(lái)が日?；筏皮い虢瘛⒏腥镜赜颏瑤冥肟赡苄预悉ⅳ?。

北京市は、醫(yī)療衛(wèi)生機(jī)構(gòu)に、MERS専門(mén)のモニタリングシステムを立ち上げ、実験室の検査方法を確立させた。近年、北京市は毎年、MERS関連の研修や訓(xùn)練を?qū)g施している。

北京市疾病予防コントロールセンターは、「現(xiàn)在、MERSの特異的療法措置は取っておらず、ワクチンもない。MERSに関する基本的な知識(shí)を知り、予防をするのがカギとなる」と注意を呼び掛けている。

特に中東の國(guó)（サウジアラビアやカタール、ヨルダン、イエメン、オマーン、アラブ首長(zhǎng)國(guó)連邦、クウェート、イラクなど）や韓國(guó)など最近感染者が確認(rèn)された國(guó)に、旅行や仕事で行く場(chǎng)合、衛(wèi)生にはくれぐれも注意しなければならない。そして、発熱やせき、鼻水などの癥狀がある人との接觸を極力避け、外出する際には、マスクなどをし、人の集まっている場(chǎng)所に長(zhǎng)時(shí)間とどまることのないように注意しなければならない。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KN?編集/武藤）