出稼ぎの妊産婦死亡率10萬(wàn)件に40件、居住者の2倍―広東省

2007年9月3日、妊産婦の死亡率を示す統(tǒng)計(jì)が発表された。広東省と珠江デルタ地區(qū)の妊産婦平均死亡率は10萬(wàn)件あたり 20件だったが、同省の出稼ぎ労働者、いわゆる「流動(dòng)人口」の妊産婦の平均死亡率が40件と2倍だったことがわかった。原因として、経済的格差や高齢出産が多いこと、自宅や無(wú)許可診療所などでの出産が多いことが挙げられている。

同省産幼保健院によると、同院を受診する癥狀が重い妊婦の8割が出稼ぎ労働者だという。特に都市部では、居住條件や経済面で出稼ぎ労働者と戸籍を持つ居住者との格差が大きく、妊産婦死亡率も50/10萬(wàn)件と際立っている。

世界保健機(jī)関(WHO)のデータによると、2006年世界の妊産婦死亡率は430/10萬(wàn)件で、中國(guó)の妊産婦死亡率は40/10萬(wàn)件だった。しかし、カナダの6/10萬(wàn)件、スウェーデンの2/10萬(wàn)件と比較するとまだまだ死亡率は高いといえよう。（翻訳?編集/WF）