2015年6月3日、澎湃新聞は中國(guó)?長(zhǎng)江で転覆した大型客船「東方之星」の約20年前の寫真を入手し、改造された事実が明らかになったと報(bào)じた。

【その他の寫真】

同客船は1994年2月に建造され、同年6月に発行された雑誌に當(dāng)時(shí)の姿が掲載されていた。當(dāng)初は定期船として投入されたが、その後「豪華遊覧船」に改造。これにより、客室の両側(cè)にあった外廊下がなくなり、內(nèi)廊下を挾む形で両脇に客室が設(shè)けられた。改造によって客室への出入りに手間がかかるようになり、緊急事態(tài)が発生した場(chǎng)合の脫出方法にも影響が生じ、船體の両側(cè)に客室ができたことで船が橫揺れしやすくなったとみられている。

この寫真を提供した船舶愛好家は「改造が基準(zhǔn)を満たしていたかどうかは判斷できない」とコメント。ある専門家は「外廊下をなくして內(nèi)廊下を設(shè)けることを禁じる規(guī)定はない」と述べ、當(dāng)初の設(shè)計(jì)は採(cǎi)光を考えてのものだろうとの見方を示した?！笘|方之星」は今年3月に當(dāng)局の検査を受けたばかりで、その際は安全設(shè)備や電気系統(tǒng)に問題はないと判斷されている。（翻訳?編集/野谷）