2015年6月11日、上海市公安局食品薬品捜査総隊(duì)と上海稅関密輸総局は、4カ月におよぶ合同捜査により、日本産牛肉の大規(guī)模な密輸組織を摘発し、容疑者17人を拘束、牛肉13トンを押収したと発表した。人民網(wǎng)が伝えた。

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合同捜査班は、日本産牛肉を客に提供していた上海響家酒［口巴］有限公司と、日本から牛肉を密輸していた上海萬(wàn)龍食品有限公司の実質(zhì)的経営者が同じ日本人の男?Yであることを突きとめた。Yは日本で食品専門貿(mào)易會(huì)社を経営しており、組織の主要メンバーの1人、四川省成都市の楊容疑者は日本に留學(xué)中、Yの會(huì)社でアルバイトをしていた。楊容疑者はYの指示の下、カンボジアに輸出した日本産牛肉を中國(guó)語(yǔ)の書(shū)かれた箱に詰め替え、タイのチェンマイに輸出。そこで果物コンテナに積み込み、ラオスへ輸送した後、「果物」の名目で中國(guó)?雲(yún)南省シーサンパンナ?タイ族自治州へ陸路で運(yùn)んだ。

雲(yún)南省昆明市に住む郭容疑者は、シーサンパンナで受け取った牛肉を昆明市內(nèi)の冷凍庫(kù)に保存。その後、牛肉を「ハム」と偽って上海に空輸し、上海では上海響家酒［口巴］有限公司の従業(yè)員?徐容疑者と陳容疑者、日本國(guó)籍のT容疑者が空港から會(huì)社まで牛肉を運(yùn)んでいた。この手口でYはこれまでに97トンの日本産牛肉を中國(guó)へ不正輸出していた。

中國(guó)は2001年、牛海綿狀脳癥（BSE）を理由に日本産牛肉の輸入と販売を禁止した?，F(xiàn)在、中國(guó)國(guó)內(nèi)で日本産牛肉と稱して売られているものは、「産地偽裝でなければ、不正輸入されたもの」と當(dāng)局は斷定している。日本産牛肉は富裕層に人気があり、日本で100グラム400円の牛肉が上海では800円から1200円で取引され、高級(jí)料理店では2000円から4000円で客に提供されているという。（翻訳?編集/本郷）