2015年6月16日、中國(guó)証券報(bào)によると、ニュージーランドと韓國(guó)の中央銀行が11日、市場(chǎng)の予想に反して政策金利引き下げを発表した。引き下げの原因の1つが「円安」だ。

【その他の寫(xiě)真】

5月19日以降、1ドル=119円から125円以上にまで、円安がさらに進(jìn)んだ。今月5日には、円相場(chǎng)が一時(shí)1ドル＝125円臺(tái)後半をつけ、およそ13年ぶりの円安ドル高水準(zhǔn)となった。日本との貿(mào)易が盛んなアジアのいくつかのエコノミーは、円安の影響を受け、デフレスパイラルに陥るなど、経済悪化の圧力が拡大し、緩和政策に踏み切っている。

▼韓國(guó)中央銀行「経済悪化懸念」

韓國(guó)銀行（中央銀行）は11日、政策金利を0．25％引き下げ、過(guò)去最低の1．5％にすることを決め、即日実施した。同銀行は今年3月にも利下げを?qū)g施している。アナリストは、「同銀行が利下げを決めたのは、主に円安の影響で輸出が打撃を受け、國(guó)內(nèi)経済の回復(fù)が遅れているから。加えて、中東呼吸器癥候群（MERS）の感染拡大から、経済にも下向きの圧力がかかっており、懸念されている」と分析している。

▼ニュージーランドも利下げ

ニュージーランド準(zhǔn)備銀行（RBNZ、中央銀行）も同日、市場(chǎng)の予想に反して、政策金利を3．50％から3．25％に引き下げた。ニュージーランドが利下げを?qū)g施するのは、2011年3月以來(lái)約4年ぶり。ドイツ銀行のアナリストは、「RBNZは7月にも追加緩和を?qū)g施する」と分析している。ニュージーランド銀行のアナリストも、「7月に追加緩和し、9月にも追加緩和する可能性は50％」と見(jiàn)ている。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KN?編集/武藤）