2015年6月15日、韓國(guó)のテレビ局SBSは、中東呼吸器癥候群（MERS）の確定判定を受けるまで隔離措置が執(zhí)られず、多くの人と接觸し感染を広めた患者（スーパースプレッダー）が數(shù)人確認(rèn)されているが、現(xiàn)在も隔離対象者から漏れている患者の中にスーパースプレッダーがいる可能性が憂慮されると報(bào)じた。

【その他の寫真】

サムスンソウル病院で患者の搬送を行っていたスタッフは、MERS確定判定を受けるまでの9日間、外來と検査室、病室を行き來しながら患者を移送していた。現(xiàn)段階では、このスタッフと「2メートル以內(nèi)で1時(shí)間」という密接な接觸があったと確認(rèn)された人は456人だが、隔離対象者はさらに増えるとみられる。また、MERS確定判定を受けた30代の醫(yī)師は、先月27日、スーパースプレッダーである14番目の患者がいるサムスンソウル病院の緊急救命室で診療を行ったものの、隔離対象者に含まれておらず、その後2週間、醫(yī)師として通常通り診療を行っていた。

大田病院では、病院內(nèi)でコンピュータ関連の業(yè)務(wù)を行った後、先月30日に釜山に戻った30代の患者が、隔離されるまでの12日間に多數(shù)の人と接觸したことが分かっている。地下鉄やタクシーで出勤し、発熱の癥狀を見せた後に、病院4カ所と薬局3カ所を訪れていた。今までにこの患者と接觸したことが把握されている人は1000人近いが、保健當(dāng)局はこの接觸者を見つけるために、警察の科學(xué)捜査班を投入している。

この報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「地域感染を認(rèn)めろ」

「いっそのこと20日間ほど戒厳令を敷いたらどうだ」

「どうしようもない。國(guó)民それぞれが危ないところに行かないことだ。デパート、スーパー、飲食店、コーヒーショップ、人の多い所に行くのはよそう」

「これは人災(zāi)だ」

「最初からちゃんとやっていれば、こんなことにはならなかった」

「日本や米國(guó)の植民地になった方が今の國(guó)の狀況よりマシかもな」

「時(shí)間が経てば経つほど、いい加減さが見えてくる。いい加減にも程がある」

「1000人を探さないといけないのか？この人たちの家族もまた他の人と接觸しただろうし、そのほかの人にも家族がいる。そして、その家族も…。全國(guó)民が隔離対象になるのではないか」

「完全に無體策だ。すでに隔離対象者が5000人を越えた狀況なのに、1000人を探さねばならないのか」

「1000人が、それぞれ10人に接觸したら、隔離対象者は1萬(wàn)人だ。1萬(wàn)人がそれぞれ10人に接觸したら10萬(wàn)人になる。どうする？」（翻訳?編集/三田）