全く異なる日中韓のお箸、その違いとは?―中國メディア

Record China    2015年6月18日(木) 16時(shí)0分

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16日、お箸は東アジア文化圏で広く使われている食事道具であり、その形狀やデザインは東南アジアの食文化に非常に良く適合している。

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2015年6月16日、お箸は東アジア文化圏で広く使われている食事道具であり、その形狀やデザインは東南アジアの食文化に非常に良く適合している。古の漢文化の影響を受け、日本列島や朝鮮半島に暮らす人々も、お箸で食事をすることを?qū)Wんだ。箸食は、文化の一種であり、日中韓三國には箸食文化が浸透しているが、3カ國でのお箸の使い方は、非常に異なる。中國民航報(bào)が伝えた。

その他の寫真

箸文化の元祖は中國であり、3000年という悠久の時(shí)間をかけて発展してきた。中國で使われるお箸は、長くてまっすぐ、先端は丸く尖ってはいない。これは、「攻撃的でない」という漢民族の特徴を表している。

日本も「箸大國」だ。だが、日本に伝えられたお箸は、だんだんと中國と異なる使い方になった。まず、形狀について。日本のお箸は、中國のものよりずいぶん短くなり、先が「丸く尖っている」ものが多勢(shì)を占めるようになった。これは、「攻撃的」という大和民族の特徴に酷似している。長さが中國のお箸より短くなったのは、日本人の多くが「定食」つまり1人分ずつに分かれた料理を食べるため、長いお箸は不要であることによると言われている。次に、日本でお箸が丸く尖った先に変わったのは、日本人が魚を好んで食し、魚の小骨を取り除きやすいことによる。

このほか、日本人が使うお箸の材質(zhì)は木であることが多く、割り箸も良く使われる。だが、中國と違い、日本人は國內(nèi)産の木を使って割りばしは作らない。

日本で使われる割り箸は、ほとんど、中國や東南アジア諸國から輸入したもので、日本人は自國の環(huán)境保護(hù)を考える上で、大変計(jì)算高いと言えよう。

金屬製のお箸が高級(jí)かどうかは分からないが、韓國の友人によると、昔の朝鮮半島では、金銭的に貧しい人々でも、金屬製のお箸、お椀、スプーンなどを使っていたという。

朝鮮半島の人々は、焼き肉好きから、焼く料理に最も適した金屬製のお箸を発明した。何はともあれ、彼らが使う食器は、觸ればヒヤッとするが、いったん食事を食べ始めると、非常に辛い上、あまりにも熱々で汗が噴き出す。

日本の學(xué)者、中嶋嶺雄氏は、著書「日本人と中國人ここが大違い」の中で、次の通り分析している。

日本人がなぜ使い捨ての割り箸を好んで使うのか。日本人の魂の奧深くには、安土桃山時(shí)代の茶人?山上宗二が発明した「喫茶」の心得にある「一期一會(huì)」の精神を大切にする心が刻まれているからだ。

一方、中國人は、長いお箸を繰り返し洗って使う。これは、絶対に諦めない忍耐力を持った中國人の民族性、持続性、大きな粘り強(qiáng)さを象徴している。

日中韓三國はいずれも、「物乞い」や「乞食」という言葉を忌み嫌う。これは、高い意識(shí)レベルでの3カ國の共通點(diǎn)である。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/武藤)

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