2015年6月20日、潛水艦に作戦ヘリコプター、掃海艦、救助艦。韓國メディアによると、韓國海軍で納入の際、欠陥を黙認(rèn)するなどの不正が相次いでいる。中には搭載予定の軍用ソナーが、漁船用の「魚群探知機(jī)」だったケースも。韓國のネットユーザーは「國を滅ぼす」「北朝鮮式の処罰が必要」などと、怒り心頭だ。

【その他の寫真】

韓國のテレビ局SBSは17日、08年11月に海軍が引き渡しを受けることになっていた最新鋭の214級潛水艦3隻で、衛(wèi)星通信アンテナの重大な欠陥を黙認(rèn)したとして、検察當(dāng)局が當(dāng)時の防衛(wèi)事業(yè)庁潛水艦事業(yè)評価チーム長の予備役海軍大佐を逮捕した、と報じた。

SBSによると、契約上の納期に引き渡すことが困難になったため、潛水艦を建造した現(xiàn)代重工業(yè)側(cè)は「通信機(jī)器の問題は後で解決する」として、試運転なしで潛水艦の引き渡しを受け入れるよう防衛(wèi)事業(yè)庁に要請。逮捕された予備役海軍大佐は、擔(dān)當(dāng)職員を交代するなどして試運転免除を後押ししたとみられる。

214級潛水艦をめぐっては、潛航能力を決定する燃料電池が100回以上停止していたことも発覚。韓國?聯(lián)合ニュースによると、虛偽の試運転結(jié)果報告書を作成した疑いで、試運転免除にも関與した予備役海軍大佐が拘束起訴された。

さらに、聯(lián)合ニュースによると、韓國の政府合同調(diào)査団は、韓國海軍海上作戦ヘリ「ワイルドキャット」の試験評価結(jié)果書の虛偽記載に関與した疑いで、海軍の某部門で所長を務(wù)める男の逮捕狀を請求した。

ワイルドキャットは、実際には滯空時間が短く、効率的な対潛水艦戦の遂行ができないなど、軍の作戦要求性能に達(dá)していなかった。しかし、試験評価當(dāng)時、実物がない狀態(tài)で、陸軍のヘリや小型訓(xùn)練用軽飛行機(jī)などの試験飛行?シミュレーションを行った後、評価書類を作成していた、とされる。

機(jī)雷除去などを行う掃海艦3隻についても、SBSは2月から始まった監(jiān)査院による軍裝備品監(jiān)査の結(jié)果、総額93億ウォン（約10億3000萬円）の國家予算が無駄になる不正があった、と伝えた。防衛(wèi)事業(yè)庁は機(jī)械式掃海裝置が1臺當(dāng)たり59億ウォン（約6億5000萬円）であることを知りながら、企業(yè)側(cè)の提示額である1臺31億ウォン（約3億4000萬円）をそのまま受け入れて購入。裝著された裝置は性能不足の製品であることが明らかになった。

軍裝備品の納入をめぐっては、韓國海軍の救助艦「統(tǒng)営（トンヨン）艦」に搭載予定の軍用ソナーが、実は漁船用の「魚群探知機(jī)」だったことも監(jiān)査で判明。続出する不正に韓國のネットユーザーは

「氷山の一角にすぎない」

「不正、腐敗が韓國を滅ぼす」

「金正恩（キム?ジョンウン）が韓國をなめている理由が分かる」

「時には北朝鮮式の処罰が必要だ」

「軍需関連の不正は反逆行為だ。休戦國で反逆者は極刑となるのは當(dāng)然だ。防衛(wèi)事業(yè)庁の関係者と現(xiàn)代重工業(yè)の関係者で、今回の不正と関連した者を罰せねばならない」

「國の安全に責(zé)任を負(fù)うべき軍隊が腐っている」

「はっきり言って敵國のスパイと同じだ。國防力に致命的欠陥を與えて、最終的には敵を有利にさせる」

「樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)、この狀況をどう考えている？」

などの聲を上げている。（編集/KU）