2015年6月18日、英國紙「フィナンシャル?タイムズ」は、米國が主導(dǎo)する環(huán)太平洋戦略的経済連攜協(xié)定（TPP）交渉のパートナーが、「米國議會が（TPP交渉妥結(jié)の前提となる）米大統(tǒng)領(lǐng)貿(mào)易促進(jìn)権限（TPA）法案を可決しないなら、TPPは凍結(jié)狀態(tài)に追い込まれる」と発言したことを伝えた。人民日報(bào)海外版が伝えた。

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TPPは數(shù)年にわたり交渉が行われてきたが、いまなお前途には困難が橫たわる。米國はもともと、5月下旬にフィリピンで交渉參加12カ國の関係閣僚との最終交渉が終わると予測していたが、進(jìn)展をみることはできなかった

TPPの妥結(jié)を推進(jìn)するTPAもこのほど障害にぶつかった。米議會上院は5月22日、（失職した労働者に稅金で所得を補(bǔ)償する）貿(mào)易調(diào)整支援（TAA）とTPAについて抱き合わせで審議?投票を行い、最終的に可決したが、米紙「ニューヨークタイムズ」の報(bào)道によれば、2回にわたる投票の末になんとか可決できたのであり、裏ではホワイトハウスから議會へのはたらきかけもなされたという。

オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は一刻も早くTPA法案を通過させて権限を手に入れ、日本やカナダなどの同盟國とTPPを妥結(jié)させたい考えだ。だが米議會のプロセスを踏まえて、TPAは労働者の権利を保障するTAAとセットで可決されなければならない。上院では投票が行われ、下院でも同じ手続きを踏むことが必要だ。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KS?編集/武藤）