2015年6月22日、中國(guó)経済網(wǎng)によると、中國(guó)商務(wù)部の定例記者會(huì)見が18日に開催され、今年5月以降の商務(wù)をめぐる活動(dòng)狀況が報(bào)道関係者に向けて発表された。記者から、歐州?日本?韓國(guó)向け輸出がやや落ち込んでいる問題に関する質(zhì)問が出ると、沈丹陽（シェン?ダンヤン）報(bào)道官は「ある市場(chǎng)への輸出が全體に占める割合は、相対的な考え方によるものであり、簡(jiǎn)単に二國(guó)間貿(mào)易への依存度を評(píng)価する指標(biāo)とすることは不可能だ」と答えた。

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▼沈報(bào)道官のコメント內(nèi)容

5月の対米輸出は、前年同期比7．8％増加したが、EU、日本、韓國(guó)向け輸出はそれぞれやや減少した。輸出全體に占める対米輸出の割合は18．8％に達(dá)し、2010年8月以來の最高を記録した。このような狀況が生じた主な理由として、▽米國(guó)経済が、このところ力強(qiáng)い勢(shì)いで回復(fù)しており、市場(chǎng)ニーズがかなり増加したこと▽受動(dòng)的な人民元高によって、EU諸國(guó)や日本向け輸出の競(jìng)爭(zhēng)力にマイナス影響が及んでいることの2點(diǎn)が挙げられる。

昨年下半期以降、対ドル人民元レートは安定を保ち、対米輸出もそれに応じて比較的安定した狀態(tài)を維持している。一方、同じ時(shí)期に、ユーロ安ドル高?円安ドル高が進(jìn)んだことで、対ユーロ人民元レートは21．1％、対円人民元レートは21．9％、それぞれ大幅に上昇した。この人民元高が、EU?日本向け輸出にかなり大きな圧力をもたらした。

中國(guó)は、米國(guó)にとって世界第3位の輸出市場(chǎng)であり、世界最大の輸入相手國(guó)である。互いに極めて重要な貿(mào)易相手國(guó)である米中両國(guó)の二國(guó)間貿(mào)易規(guī)模は拡大し続け、提攜分野は極めて幅広く、現(xiàn)在互いに対する貿(mào)易依存度と経済の融合度をやや高めれば、「あなたの中に私がいて、私の中にあなたがいる」という両國(guó)関係になるのもいいことだ。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/武藤）