2015年6月23日、人民網(wǎng)によると、教え子に付き合って勉強を始めた高校の女性教師が、米國の名門ハーバード大學(xué)に見事に合格してしまった。

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重慶市の高校教師の楊斯涵（ヤン?スーハン）さんは、1988年7月生まれ。2006年に北京語言大學(xué)の英語科に入學(xué)し、卒業(yè)後は2012年から母校で教師人生をスタートさせた。楊さんは生徒たちが懸命にTOEFLのための勉強をしているのを見て、その気持ちを分かち合い、自分の経験を伝えられればと自らも勉強を開始。120點満點中113點を獲得した。大學(xué)院時代の2012年にGRE（米國の大學(xué)院に進學(xué)するための共通試験）で1600點中1490點を獲得していたことから、TOEFLの成績と合わせて米國の大學(xué)の受験資格を得た。

楊さんは「生徒たちに経験を伝えるため」と、ハーバードなど複數(shù)の大學(xué)に院生として申し込んだところ、なんと今年3月に同大學(xué)から合格通知が屆いた。その上、1年で4萬6500ドル（約575萬円）の奨學(xué)金も支給されるという。楊さんはほかにも、受験したペンシルベニア大學(xué)、コロンビア大學(xué)から奨學(xué)金支給の申し出があった。

楊さんは自身の成功の経験を踏まえて、生徒たちに「海外の大學(xué)を受験する際は、十分な蓄積と事前準備が必要。私は紹介文で、學(xué)問に対する探求心と仕事の経験、國際教育についての考えを述べました。この點が評価されたのかもしれません。自分が求めるものは何か、大學(xué)側(cè)が求めるのはどのような學(xué)生かを考えれば、合格のチャンスは広がります」と話した。また、勉強だけでなく社會的な能力や責(zé)任感も必要だと語り、國內(nèi)だけでなくネパールの學(xué)校にボランティアに行ったことなどの経験が評価されたと思うと話した。楊さんは8月に米國に渡る予定で、高校側(cè)も全面的に協(xié)力するという。

楊さんの生徒からは、「なんだか不思議な感じ。毎日一緒にいる先生がハーバード大に合格するなんて」「先生がこんなにすごいと思わなかった。僕たちも自信が沸いてきた」「先生待っててね。私もハーバードに行くから」といった聲が聞かれるという。（翻訳?編集/北田）