中國、食品履歴管理の普及も前途多難=1枚0.4円でタグ偽造、産地偽裝は日常茶飯事―中國メディア

Record China    2015年6月24日(水) 16時(shí)43分

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23日、食品の履歴管理の重要性が叫ばれる中國。市場には追跡番號(hào)の付された食品が流通し、問題が起こればすぐに原因を突き止められると言われる。しかし、本當(dāng)に追跡可能な食品にありつくことは容易なことではない。

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2015年6月23日、食品の履歴管理(トレーサビリティー)の重要性が叫ばれる中國。市場には追跡番號(hào)の付された食品が流通し、問題が起こればすぐに原因を突き止められると言われる。しかし、本當(dāng)に追跡可能な食品にありつくことは容易なことではない。新華網(wǎng)が伝えた。

その他の寫真

まず、各地の追跡システムが統(tǒng)一されておらず、ずさんな管理が行われている。消費(fèi)者が到達(dá)できる情報(bào)もバラバラで、追跡用のタグの作成サービスなる事業(yè)まで生まれている。200萬枚から製造を請け負(fù)い、価格は1枚當(dāng)たり0.02元から0.08元(0.4円から1.6円)ほどだ。産地などの追跡情報(bào)は好きに設(shè)定することができる。

中國では、ツバメの巣が「インドネシア?マレーシア」からの輸入品だと偽裝する事件が起こっている。この事件では、輸入元が本物のパッケージに偽物を詰め替えるという手口が用いられた。包裝に記載されている番號(hào)は本物だが、內(nèi)袋の番號(hào)はその會(huì)社のものに付け替えられていたのだ。

これ以外にも、漢方の材料、健康食品としても知られるクコの偽裝や、地方の特産品などで産地偽裝が行われている。日常的に食べる青果類でも産地偽裝は存在する。記者が北京で12種類の青果について、追跡コードを調(diào)べたところ、生産地や殘留農(nóng)薬などの情報(bào)が分かったのはわずか4種類で、他はWe Chat(中國のSNS)などの企業(yè)ページに誘導(dǎo)されただけだった。

統(tǒng)一基準(zhǔn)が存在しないため、追跡システムもすべて企業(yè)が獨(dú)自に作っている狀況で、その信頼性は企業(yè)側(cè)に大きく依存している。追跡用QRコードで読み取れる情報(bào)は、すべて企業(yè)自身が登録するという狀態(tài)だ。

そのため、多くの企業(yè)はシステムを內(nèi)部管理用としてしか使用しておらず、「監(jiān)督部門と直接接続することなしには、人々の信頼は得られない」との聲が上がっている。

農(nóng)業(yè)部の品質(zhì)安全監(jiān)督局が、全國的な追跡管理システムと基準(zhǔn)の構(gòu)築に向けて動(dòng)いていると言われるが、その一番の障害となるのは生産者だろう。生産の各段階で情報(bào)を記録することでコストが上がれば、収益が上げづらくなるという理屈だ。食品安全には、その源にいる生産者がきわめて重要な役割を擔(dān)っている。だが、個(gè)人経営が多數(shù)を占める生産者の間で追跡管理システムを普及させるのは至難の業(yè)だ。(翻訳?編集/岡本悠馬)

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