2015年6月29日、中國(guó)?大公網(wǎng)は英メディアの報(bào)道を引用し、ギリシャのデフォルトが中國(guó)に與える影響について伝えた。

【その他の寫真】

27日にギリシャの資金繰りを支えてきたユーロ圏諸國(guó)が、ユーロ圏財(cái)務(wù)相會(huì)合で6月末にギリシャへの支援を終了する方針を示したため、今月30日が期限の國(guó)際通貨基金（IMF）への債務(wù)返済など、ギリシャは支援なしでは返済が難しいとの見方が強(qiáng)い。ギリシャの債務(wù)不履行（デフォルト）に対する懸念が強(qiáng)まっている中、英公共放送?BBCは、中國(guó)への影響を指摘した。

中國(guó)の海運(yùn)大手の中國(guó)遠(yuǎn)洋（COSCO）はギリシャ最大のピレウス港のコンテナ埠頭の運(yùn)営権を取得しており、10年には投資を強(qiáng)化。英ロイター通信によると、今年5月のピレウス港のコンテナ取扱量は前年同期比0．7％増加。さらに今年5月、ギリシャ政府はピレウス港の民営化手続きを再開。中國(guó)が打ち出した「21世紀(jì)海のシルクロード」と陸上の「シルクロード経済ベルト」を合わせた「一帯一路」構(gòu)想において、ギリシャは重要な場(chǎng)所に位置しているため、ギリシャの債務(wù)危機(jī)は中國(guó)経済の打撃となるとの見方もあるが、ピレウス港の民営化手続き再開からみても、中國(guó)の「一帯一路」構(gòu)想にはむしろ好都合だといえる。

中國(guó)の専門家は、「ギリシャの債務(wù)危機(jī)がさらに深刻化し、ギリシャがユーロ圏から脫退した場(chǎng)合、為替レートで人民元高が発生し、輸出が減少する。一方で、ギリシャがユーロ圏から脫退した場(chǎng)合、資産価値が大幅に下がることが予想されるため、中國(guó)や日本といった資金が豊富な経済大國(guó)は進(jìn)出するチャンスでもある」と指摘している。（翻訳?編集/內(nèi)山）