2015年7月1日、環(huán)球時(shí)報(bào)はロシアメディアの報(bào)道を引用し、中國(guó)とロシアの接近に危機(jī)感を感じる安倍晉三首相が両國(guó)の「分裂」を期待していると報(bào)じた。

【その他の寫(xiě)真】

ロシア側(cè)は先月29日、11月にトルコで開(kāi)かれる20カ國(guó)?地域（G20）首脳會(huì)合で日本とロシアが首脳會(huì)談を行う可能性があると発表した。日本はこれを機(jī)にプーチン大統(tǒng)領(lǐng)の訪日に向けた雰囲気作りに弾みをつける考えだとみられており、ロシア紙ニェザヴィーシマヤ?ガゼータは30日付で「安倍首相が中ロの接近を懸念」と題する記事を掲載し、「安倍首相は國(guó)內(nèi)では安全保障法制がらみで支持率低下に直面し、外交では中ロの密接な関係に不安を感じている」と指摘した。

日本と中ロの関係についてロシアの専門(mén)家は「経済面で中ロは『シルクロード経済ベルト』構(gòu)想の推進(jìn)に向けて協(xié)力することで一致しており、日本は中國(guó)がロシアのエネルギー市場(chǎng)で獨(dú)占的な地位を占めることを心配している」と述べ、軍事面では日本海で予定されている中ロの合同軍事演習(xí)を日本の懸念事項(xiàng)として挙げた。さらに尖閣諸島の問(wèn)題に觸れ、「日本は中國(guó)からロシアを取り戻し、中國(guó)へのけん制を強(qiáng)める考えだ」との考えを示した。

一方、日本問(wèn)題を研究する中國(guó)の専門(mén)家は「第2次世界大戦の勝利という観點(diǎn)からすると、今年は非常に意義深い1年。安倍氏は侵略の歴史をごまかそうと躍起になっているが、中ロ両國(guó)はこの問(wèn)題で最大の発言権を持っている」と語(yǔ)り、「安倍氏は米國(guó)での演説で『侵略戦爭(zhēng)』という表現(xiàn)を使わなかった。ここから日本は米國(guó)を納得させることに成功したと言え、次はロシアを仲間に引き込むつもりだろう」と述べている。（翻訳?編集/野谷）