日中両國に冷靜な雰囲気が戻ってきており、「戦略的互恵関係」推進(jìn)で関係改善へ―元駐中國大使が明かす

八牧浩行    2015年7月3日(金) 7時(shí)40分

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2日、宮本雄二?元駐中國大使は東京都內(nèi)で講演、日中両國では冷靜な雰囲気が戻ってきており、今後、日中両國が締結(jié)した「戦略的互恵関係」合意を推進(jìn)すれば関係が改善されるとの見通しを明らかにした。

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2015年7月2日、宮本雄二?元駐中國大使(日中関係學(xué)會會長)は東京?千代田區(qū)の衆(zhòng)議院議員會館で開催された第4回「日中出版界友好交流會」で、「當(dāng)面の日中情勢と出版界の役割」と題して講演?!溉罩虚gはこの2?3年、難しい関係に陥った。日中雙方は大いに反省しなければならない」と指摘した上で、日中両國では冷靜な雰囲気が戻ってきており、今後、日中両國が締結(jié)した「戦略的互恵関係」合意を推進(jìn)すれば関係が改善されるとの見通しを明らかにした。戦略的互恵関係は日中両國の平和共存、世代友好、互恵協(xié)力、共同発展という目標(biāo)を?qū)g現(xiàn)しようというもので、2008年に締結(jié)された。発言要旨は次の通り。

その他の寫真

日中間はこの2?3年、難しい関係に陥った。日中雙方は大いに反省しなければならない。両國には日中友好の道しか選択肢はなく、正しい道を歩んでいかなければならない。將來同じようなことが起きないよう心から願(yuàn)っている。日中首脳は昨年11月以降、トップ會談などを通じて関係改善を確認(rèn)しており、これを外交努力や経済文化交流などでいかに実現(xiàn)するかが重要だ。

日中両國の社會は冷靜な雰囲気が戻ってきた。今後、順調(diào)に関係が改善されると確信する。(2008年に日中両國が締結(jié)した)「戦略的互恵関係」合意を推進(jìn)していかなければならない。

「平和の産業(yè)」である出版の交流を通じて日中友好相互交流が進(jìn)むことを望みたい。良本を積極的に翻訳し両國で出版することが重要だ。その意味で中國における日本の解説書がいまだに70年前に書かれたベネディクトの「菊と刀」であることはさびしい。もっといい本が出ることを出版界に望みたい。(八牧浩行

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時(shí)事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務(wù)取締役編集局長等を歴任。この間、財(cái)界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國、アフリカ、中東、アジア諸國を取材。英國?サッチャー首相、中國?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會見。東京都日中友好協(xié)會特任顧問。時(shí)事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

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