2015年7月2日、ロシア紙?コメルサントは、日本の防衛(wèi)省が発表した防衛(wèi)白書で、ロシアの軍事活動(dòng)と中國の南シナ海での行動(dòng)に懸念が示されていると伝えた。ロシア科學(xué)アカデミー極東研究所のワシリー?カシン氏は取材に対し以下のように述べた。環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

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日本にとって最大の軍事的脅威は中國と北朝鮮だ。ロシアの活発化に注目していることも事実だが、最も懸念しているのは尖閣諸島問題のある東シナ海における中國の活動(dòng)だ。南シナ海は日本から遠(yuǎn)く離れているが、歐州、中東との主要な貿(mào)易ルートで、日本が輸入する石油の約80％が南シナ海を通ってやってくる。

日本は少しずつ対中戦略を変更しているが、その動(dòng)きは加速している。防衛(wèi)力の増強(qiáng)は艦艇に重點(diǎn)が置かれており、中國に対抗する上でとりわけ重要な役割を果たすのは潛水艦部隊(duì)で、防空面でも投資を増やしている。

ロシアが南クリル（北方領(lǐng)土）防衛(wèi)のための措置を強(qiáng)化し、太平洋での活動(dòng)も活発化していることが、米ロ関係をさらに複雑にしている。一方、日ロ関係はそれほどこじれておらず、G7の他の國と比較しても関係は良好な方だ。プーチン大統(tǒng)領(lǐng)の訪日も予定されており、決定的な対立はない。だが、日中関係となると話は別だ。

防衛(wèi)白書の報(bào)告は日ロ平和條約の締結(jié)に影響を及ぼさない。主な障害は領(lǐng)土問題であるからだ。近い將來に領(lǐng)土問題が解決できるかということになると、それは誰にもわからないが。（翻訳?編集/岡本悠馬）