2015年7月6日、終戦から70年目を迎えた今年の夏休みシーズンは、中國のテレビ各局が競って抗日ドラマを放送する。新京報が伝えた。

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抗日戦爭ならびに世界反ファシズム戦爭勝利70周年を迎えた今年、夏休みシーズンのテレビは抗日ドラマが花盛りとなっている。素手で日本兵を引き裂くなど、ありえない描寫が中國國內(nèi)でも笑い者になってきた抗日ドラマだが、大手テレビ局の最新作では人気タレントを起用し、戦爭をシリアスに捉え、リアリティーを追求したものが主流となっている。

國営の中國中央テレビ（CCTV）はこのほど、「東北抗日聯(lián)軍」の放送をスタート。東北部で活動した有名な抗日運動家、楊靖宇を描く。また、「大抉擇」は1937年から1949年を舞臺に、當時のインテリ層の動きをメーンに描いている。北京衛(wèi)星テレビの「羅龍鎮(zhèn)女人」は、1943年に湖北省で発生した石牌防衛(wèi)戦を描き、日中合作映畫「鳳凰 わが愛」などで知られる人気女優(yōu)ミャオ?プゥ（苗圃）が主演。いずれも実在の人物、実際に起こった出來事に焦點を當てている。

東方衛(wèi)星テレビの「馬上天下」は、ドラマ「三國」などを手掛けたヒットメーカー、ガオ?シーシー（高希希）監(jiān)督の作品。臺灣の人気俳優(yōu)ピーター?ホー（何潤東）らが出演する。ガオ監(jiān)督は、作品に心を込めるのは作る側が果たすべき責任だとし、「これまで話題になった抗日ドラマなら、あの戦爭が8年も続くわけがない。8日で終わった」と批判的に語っている。（翻訳?編集/Mathilda）