中國から流出の文化財、返還に消極的なフランス=英紙は「外交的悪夢」と伝える―中國メディア

Record China    2015年7月11日(土) 14時39分

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7日、環(huán)球網(wǎng)は中國が英仏などに対して外交ルートで文化財の返還を求めている動きについて、「相次いで成果が出ている」と報じた。資料寫真。

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2015年7月7日、環(huán)球網(wǎng)は中國が英仏などに対して外交ルートで文化財の返還を求めている動きについて、「相次いで成果が出ている」と報じた。

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英紙デイリー?テレグラフによると、最近になってフランスは中國から略奪した純金の文化財4點を返還した。今回の返還はフランスにとって「外交的悪夢」だと伝えられている。

返還されたのは、2000年にフランスのコレクターがパリのギメ美術(shù)館に寄贈した作品だが、それは1992年に中國?甘粛省で周時代の貴族の墓から盜掘されたものであることがわかった。中國側(cè)は、これは90年代に盜掘され、海外に流出した文物の一部であるとしている。

中國は外交ルートで文化財の返還を要求し続け、最終的にコレクターの手から中國に無償で返還された。これと同時に、他の28點の文化財も返還されている。一連の返還が行われたのは5月15日のことで、フランスのファビウス外相の訪中時期に重なる。

文化財の返還はフランスにとっては頭の痛い問題だ。原則として博物館に寄贈されたものを取り消すことはできないことになっているが、最終的にフランスの文化?通信省は、過去にさかのぼって寄贈を撤回し、先に博物館から寄贈者に返還、寄贈者の手から中國に返還するという手続きが取られた。

中國は海外に流出した文化財の返還要求運動を展開しており、海外のオークション會社に爭議のある商品の出品を取りやめるよう求める、國有企業(yè)を通じて買い戻すなどしている。とりわけ、アロー戦爭末期に英仏連合軍が北京の円明園などで行った大規(guī)模な略奪によって失われた文化財を重點的に追跡している。(翻訳?編集/岡本悠馬)

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