2015年7月9日、參考消息網(wǎng)は海外メディアの報(bào)道を引用し、世界のレアアース市場(chǎng)における中國の影響力が大幅に縮小したと報(bào)じた。

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米CBSはこのほど放送したレアアースをめぐる番組で、中國が市場(chǎng)を獨(dú)占しているような取り上げ方をしたが、米誌フォーブスは「このような分析は間違いだ」と指摘する同國の専門家の文章を掲載した。専門家は「中國のレアアース生産量が世界全體に占める比率は數(shù)年間で97％から86％に縮小した」と述べ、「中國はかつて自身の市場(chǎng)影響力を試そうとしたが無駄に終わった」と話している。

中國政府が2010年に行ったレアアースの輸出制限で価格は上昇したが、その結(jié)果、海外では新たな鉱山を探す動(dòng)きが広まった。また、レアアースを必要とする企業(yè)はこれに代わる材料を見つけ出し、技術(shù)力の向上もレアアースの需要量削減につながった。米紙ウォール?ストリート?ジャーナルは「レアアース価格は過去5年で當(dāng)初の10分の1に下落。市場(chǎng)規(guī)模は170億ドル（約2兆400億円）から10億ドル（約1200億円）前後に縮小した。今年初めに中國は輸出制限を撤廃したが、輸出枠を殘したままの狀態(tài)だった」と報(bào)じている。

レアアースの重要性が下がったことで米大手のモリコープは倒産。負(fù)債は17億ドル（約2040億円）に上り、レアアース業(yè)界の好調(diào)を見込んだ投資家にも影響が及んだ。2011年當(dāng)時(shí)、アナリストの間からは「2015年までに世界のレアアース需要は年20萬トン以上のペースで伸びていく」との見方が出たが、過去數(shù)年の世界の生産量は年11萬トン程度だった。獨(dú)テレビ局はこの狀況について「市場(chǎng)に対する過大評(píng)価は深刻」と報(bào)じている。（翻訳?編集/野谷）