Record China 2015年7月14日(火) 5時14分
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11日、戦後中國に取り殘され、中國人に育てられた中國殘留孤児とその家族が、6年ぶりに訪中し、黒竜江省のハルビンを訪問した。寫真は訪中団。
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2015年7月11日、戦後中國に取り殘され、中國人に育てられた中國殘留孤児とその家族が、6年ぶりに訪中し、黒竜江省のハルビンを訪問した。中國中央テレビが伝えた。
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殘留孤児本人は多くが高齢になっているため、主に參加したのはその子女たちで、親たちに替わって中國の家族に感謝を伝えるために中國を訪れた。面會の會場では、『中國の母』と題された參加者による舞臺劇も披露された。
殘留孤児の高橋さんは、「中國の東北地方の歌が好きで、いろんな歌が歌える。日本の曲は1、2曲しか知らない。中國への思いと日本への思いは到底比べることができない」と語った。
1936年から、開拓団として30萬人以上が舊満州に移民し、敗戦に伴う撤退の中で5000人以上の子どもが中國に取り殘された。9割が東北地方に集中しており、當時13歳だった人や、生まれて間もない頃に孤児になってしまった人もいる。そのうち4000人以上が中國人に引き取られ、養(yǎng)育された。1972年の國交正常化後、約3000人が日本に帰國している。帰國後も中國の養(yǎng)父母とは連絡を取り続け、彼らの絆は日中友好の生き証人だと言われている。
2009年にも57人のメンバーからなる訪問団が訪中し、感謝の思いを伝えている。孤児たちは日本でもさまざまな活動に取り組み、日中友好を訴えている。自身の経験を語ることで、戦爭の恐ろしさ、平和の大切さ、愛の尊さを伝えるためだという。(翻訳?編集/岡本悠馬)
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