2015年7月16日、環(huán)球時報によると、このところ中國で、「中國は1973年の日本とよく似ている」という説がまことしやかに流れている。

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1973年は日本のバブル経済の端緒とされ、當(dāng)時の日本の経済や不動産価格、企業(yè)などは現(xiàn)在の中國と相似點が多い。日本メディアの間で「中國経済の黃金時期は間もなく終わる」との見方が出ているほか、中國でもこうした説に肯定的な見方を示す専門家がいる。

しかし、否定的な見方を示す専門家もいる。中國商務(wù)部研究院の唐淳風(fēng)（タン?チュンフォン）研究員は、「両者は比べられるようなものではない」とし、當(dāng)時の日本は1970年代直前になってようやく獨自の経済成長を遂げるようになったが、中國は現(xiàn)在まで30年にわたって高い経済成長を続けており、當(dāng)時の日本とは完全に異なると指摘している。

日本の中國研究院の専門家?陳言（チェン?イエン）氏も否定的な見方を示す。1973年の日本は世界第2の経済大國になったが、経済力は世界全體の6％前後を占める程度で、米國が40％を占める狀況だった。しかし現(xiàn)在は、中國の経済力は10％を超え、米國は20％であり、「狀況はまったく異なる」と指摘している。

また、「1980年代の日本と似ている」といった見方も出ているが、現(xiàn)在は新興國が先進國に対抗する存在になるなど、やはり取り巻く狀況は異なると、中國の現(xiàn)代國際関係研究院の専門家が指摘している。（翻訳?編集/岡田）