Record China 2015年7月20日(月) 19時18分
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16日、中國遼寧省で世界初となる羽毛のある大型のドロマエオサウルス科恐竜の化石が発見された。資料寫真。
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2015年7月16日、英科學(xué)誌のサイエンティフィック?レポートに、「中國遼寧省で世界初となる羽毛のある大型のドロマエオサウルス科恐竜の化石が発見された」とする論文が掲載された。17日付で中國紙?光明日報が伝えた。
【その他の寫真】
中國地質(zhì)科學(xué)院地質(zhì)研究所の呂君昌研究員と英エジンバラ大學(xué)のスティーブン?ブルサッテ博士の共同論文によると、これまで遼寧省で発見された白亜紀(jì)前期のドロマエオサウルス科恐竜の化石はネコか中型犬の大きさで前肢が長く、翼に羽毛が生えていた。また、體長2メートルに達する大型のティアンユラプトルの化石は前肢が比較的短いが、羽毛は確認(rèn)されなかった。今回、同省で発見されたドロマエオサウルス科恐竜の化石は前肢が短く、體長も126?165センチメートルとかなり大型で、腕と尾に羽毛が生えていることがわかった。
今回、「振元竜(ジェンユエンロン)」と新たに名付けられた化石は、腕の短いドロマエオサウルス科恐竜の報告例としては2例目であり、腕と尾に羽毛が生えていることが確認(rèn)された初めてのケースだ。呂研究員は「短い前肢が羽毛の生えた大型の翼を支えていたが、この翼に飛翔能力があったかどうかはわからない」と語っている。(翻訳?編集/本郷)
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