2015年7月22日、米華字ニュースサイト?多維新聞によると、中國で最近、世界最大の「三峽ダム」に関する特別記事を中國メディアが掲載したところ、約7時(shí)間後に削除された。関係者の間では「いわゆる中國政府が問題視する『敏感な問題』に觸れたためでは」との憶測が広がっている。

【その他の寫真】

三峽ダムはこれまでにも、ダムの水質(zhì)汚染の悪化や、下流沿岸地域の環(huán)境汚染が問題視されてきた。さらに、一部の専門家の間には「ダムの建設(shè)過程そのものにも問題があったのでは」との指摘が出ていた。建設(shè)計(jì)畫が大規(guī)模なため、関與する利益集団の數(shù)が多く、本來は國際基準(zhǔn)にのっとるべき建設(shè)?管理基準(zhǔn)がないがしろにされているとの見方もある。

中でも長江河口に近い上海周辺では、土砂の消失、水質(zhì)の汚染、海水による沿岸部の侵食、生態(tài)系の破壊などが懸念されている。中國政府は現(xiàn)在、ダムを取り巻く問題解決に向け対策を練っている。（翻訳?編集/大宮）