「団結(jié)」と「感化」、そして家族の暖かい勵(lì)ましの言葉。ここは麻薬中毒回復(fù)所。

2006年6月26日は、発足以來、19回目の「國(guó)際麻薬亂用撲滅デー」である。ここは、湖南省常徳市（こなんしょう　じょうとくし）郊外にある麻薬中毒回復(fù)所。三階建ての白い建物で、壁には大きく赤い文字で「文明、団結(jié)、重教、感化」と書かれている。人生の再生を図る麻薬中毒者たちは、この回復(fù)所で、この日を迎えた。

【その他の寫真】

ちょうどこの日は家族面會(huì)日、回復(fù)所の外には、すでに大勢(shì)の家族が憂鬱な表情で面會(huì)の時(shí)を待っていた?；貜?fù)所を入ってすぐ隣に、面會(huì)用の個(gè)室があった。この個(gè)室はまさに麻薬中毒者たちの精神の拠り所である。大きなガラスによって隔離された向こう側(cè)にいる家族と対面し、勵(lì)ましの言葉を聞く。ここでの家族の溫かいささやきが、彼らを長(zhǎng)い苦痛を伴なう、辛い治療から救ってくれるのだ。家族が持參する差し入れは、警察の厳しいチェックの下、中毒者に手渡される。中毒癥狀が現(xiàn)われた場(chǎng)合、たとえ小さい鉄の破片でも、立派な兇器になる可能性があるからだ。