2015年7月27日、中國江蘇省南京市に犬とともに寢起きする幼い兄と妹がいたことが分かった。中國江蘇網(wǎng)が伝えた。

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2人は悪臭が漂うごみ置き場で暮らしていた。兄は6歳、妹は4歳。両親はすでに別れており、その後は祖父と一緒に廃車の中で生活していたが、祖父が外出する時は売り物にするために飼っている犬と一緒におりの中に入れられた。さらに、両親は結(jié)婚証明書を受け取っておらず、2人には戸籍もないという狀況だ。

インターネットでこの情報を知り、現(xiàn)場に駆けつけたというある女性は、「2人はとてもお腹を空かせていて、服もボロボロだった。トイレに行って用を足すということもできない狀況」と話す。また、別のボランティアは祖父について「自分の息子が子どもの世話をしないことに罪悪感を抱いている様子。祖父は家賃を払えずに借家から追い出されたほど生活が困窮している」と語り、近隣の住民は「以前は近くの幼稚園に通っていたが、いつの間にか両親の姿が見えなくなった。両親にかわいがられていたのに、天國から地獄に落とされたかのよう」と話している。

民政當(dāng)局の関係者は「子どもたちの父親は母親が突然去ったことで大きなショックを受けており、子どもの面倒を見る力もない」「祖父が2人をおりの中に入れるのは、迷子になることを心配したため」と説明し、「早急に戸籍問題を解決したい」としている。2人には現(xiàn)在、當(dāng)面住む場所が提供されたが、インターネットユーザーの間からは「あまりにも不幸な境遇。関係當(dāng)局は早く2人を支援して」「遺棄罪で両親の責(zé)任を追及しろ」などの聲が上がっている。（翻訳?編集/野谷）