2015年7月29日、重慶晩報(bào)は、高い利息を約束に、農(nóng)民夫婦が178人から數(shù)年に渡り2億1300萬(wàn)元（約43億円）を集めたが、借金を返済できず自首したと伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

重慶市奉節(jié)県に住む40代の夫婦は、2000年から綿を加工し販売していた。商売は05年に軌道に乗り、12年には紡績(jī)會(huì)社を設(shè)立。商売が繁盛し夫婦にお金を貸した多くの人が配當(dāng)金を得たことから、周りは夫婦にお金を貸すことに抵抗がなかったという。

一方で、近寄ってくる人も増え、規(guī)模を拡大すべきとの助言をうのみにし、13年に2カ所目の工場(chǎng)を建てた。多くの資金を必要としたため、知り合いから高い利息を約束に多額の資金を借り入れたが、工場(chǎng)の規(guī)模の拡大に反し、販売量は徐々に悪化。利息を払うために違う所から借金するといった悪循環(huán)を繰り返し、數(shù)年で2億元を超える借金を抱えてしまった。

夫婦は借金の大半を返したが、ついに返済に行き詰まり14年7月に自首し、當(dāng)時(shí)、2670萬(wàn)元（約5億4000萬(wàn)円）の借金が殘っていたという。

検察院は夫婦が違法に巨額の資金を集めたとして起訴し、妻には懲役7年、夫には懲役6年が言い渡された。裁判所は夫婦に借金の返済を命じ、それぞれ30萬(wàn)元（約600萬(wàn)円）の罰金を科した。（翻訳?編集/內(nèi)山）