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6日、多くの外國人が日本の女性に対し、性格は物靜か、やさしくて落ち著きがあり、おしゃれで料理上手といった印象をもつ。日本の女性はかつては理想の女性の代名詞だった。
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2015年8月6日、多くの外國人が日本の女性に対し、性格は物靜か、やさしくて落ち著きがあり、おしゃれで料理上手といった印象を持つ。日本の女性はかつては理想の女性の代名詞だった。家庭では「大蔵大臣」で、夫のキャッシュカードを握り、日々の暮らしを切り盛りする。外ではベビーカーを押して、優(yōu)雅に午後のお茶を飲む。こうした印象は果たして日本の女性の社會的地位の高さを示すのだろうか。
【その他の寫真】
先に世界経済フォーラムが発表した「世界男女格差レポート」によると、調(diào)査対象の142カ國のうち、日本の順位は104位だった。前年より1つ順位を上げたとはいえ、まだ低い水準だ。このレポートは職場でのキャリア、教育レベル、健康レベル、政治への參加度の4分野について男女間の格差を分析し、各項目の平均値に基づいて総合ランキングを作成するもの。政治への參加度は100點満點で、日本はわずか5.8點の129位だ。職場でのキャリアは102位で、この2分野が日本の総合ランキングを押し下げている。またレポートは、「日本の上場企業(yè)は女性役員の割合が調(diào)査対象國の中で最低レベル」と指摘する。
経済協(xié)力開発機構(gòu)(OECD)が発表した「2014年雇用見通し」のデータによると、日本の男女間の就業(yè)率の格差は約20%、給料の格差は約27%だ。日本の非正規(guī)雇用の70%は女性で、こうした人々は正社員に比べて給料が低く、労働環(huán)境が不安定だ。
日本の女性の社會的地位の改善がなかなか進まない原因はいくつかある。
第1に、「男は外、女は家庭」という伝統(tǒng)的な考え方が根強いことだ。日本の內(nèi)閣府が発表した最新の「男女共同參畫に関する世論調(diào)査」によれば、こうした考え方に賛成する人が44.6%を占め、20年前に比べて家庭や結(jié)婚についての考え方には大きな変化があったものの、まだ半數(shù)近い人が「妻は家にいるべき」と考えていることがわかる。
第2に、日本の職場では女性に平等なチャンスが與えられておらず、子育てと仕事の両立は難しい。2人の子どもを育てている東京の38歳の主婦は、「以前は建築會社で働いていたが、1人目の子を出産したとき、人事の責(zé)任者から、半年以內(nèi)に職場に復(fù)帰できなければ、自主退職してくれ、代わりになる人を探すからと言われた」と話す。日本の女性の多くは、子育てと仕事のどちらかを選択するよう迫られている。
第3に、稅金や社會福祉をみると、日本の女性は無収入または低収入であれば、夫がより多く補助金を受けられるようになっており、世帯全體の納稅額も少なくなる。このことが女性が職場を離れる環(huán)境作りをしている。
現(xiàn)在、日本では労働力不足の問題が深刻化しており、日本政府は最近、女性の潛在力を重視するようになり、経済成長を促進する戦略的な中核に女性を據(jù)えようとしている。安倍晉三首相は2回目の登板で「女性カード」を大きくうち出したが、多くの人の目には単なる人気取りと映る。法政大學(xué)の武石恵美子教授は、「安倍政権の女性に関する政策には期待も大きければ、失望も大きい」と評する。日本の女性達のバラ色の世界には、長年にわたって形成された解決の難しい問題が潛んでおり、政治ゲームでこれを徹底的に解決することは難しい。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KS?編集/武藤)
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