2015年8月12日、連日の猛暑が続く今年の夏だが、日本ばかりでなく中國(guó)各地も同様に暑いらしい。そんな中國(guó)では酷暑を逃れるためにあれこれ秘策を考える「納涼族」の存在がたびたび話題となっている。ある日本の大手総合誌が彼らの存在に注目し、リーズナブルに暑さを乗り切る方法を紹介した。これを中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)が“逆紹介”している。

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「納涼族」とは、自宅にエアコンがないとか、電気代を節(jié)約したいなどの理由から、冷房の効いた商業(yè)施設(shè)や公共施設(shè)で堂々と暑さをしのぐ人々のことである。記事は中國(guó)在住の日本人の証言を引用しながら、彼らの格好のターゲットになっている場(chǎng)所をいくつか紹介した。

まずは地下鉄駅構(gòu)內(nèi)や地下鉄の車內(nèi)。とくに車內(nèi)で過ごす納涼族は迷惑度が高く、彼らは終點(diǎn)に到著しては何度も折り返して延々と乗車を続けるため、通勤電車で座席に座れることは皆無なのだとか。また、日本にも店舗を構(gòu)える大型家具店のイケアは、展示品としてしつらえられたベッドやソファが多數(shù)あるため、多くの納涼族がまるで自宅で過ごすかのようにくつろぐ。また、ATM構(gòu)內(nèi)も意外な穴場(chǎng)として紹介されている。出稼ぎ労働者が多く住む地域のATMはとくに要注意で、中にはATMを?qū)嬍窑铯辘诉^ごすツワモノもいる。

記事は最後に、「中國(guó)では納涼族がひとつの夏の風(fēng)物詩になってしまったのだろうか？」と結(jié)んでいる。（翻訳?編集/愛玉）