「中國による新手の植民地計畫では?」公立校に中國語教育を導入―南アフリカ

Record China    2015年8月24日(月) 2時36分

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14日、南アフリカ共和國では來年より公立校で中國語の授業(yè)が設けられることになった。同國の基礎教育省がこれを発表すると、教職員労組からは「これは新手の植民支配の手法だ」として反対の聲が上がっている。資料寫真。

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2014年8月14日、南アフリカ共和國では來年より公立校で中國語の授業(yè)が設けられることになった。同國の基礎教育省がこれを発表すると、南アフリカ民主教職員労働組合から「これは新手の植民支配の手法だ」として反対の聲が上がっている。中國共産黨系新聞?環(huán)球時報が伝えた。

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同國の公立校では2016年1月より、4?9年生(中學3年生)の授業(yè)で中國語を取り入れることを計畫している。追って、高校でも取り入れられる方針。

英紙?ガーディアンによると、南アフリカ共和國には公用語だけでも11の言語が存在する。學校における外國語課程となると、ドイツ語?イタリア語?ラテン語?ポルトガル語?セルビア語?タミル語?ウルドゥー語?テルグ語などがある。仏?AFP通信によると、ここに中國語が加わることに伴い、中國政府は語學教師數百人を南アに派遣し、同國內に孔子學院(中國が海外で展開する語學や文化の公的教育機関)3校を建設するという。

これに対して「中國の帝國主義に屈服するな」と反対を唱えるのが、南ア民主教職員労組である。同組合の事務局長は「中國や中國語そのものを問題視しているのではない。我が國の政治家や官僚に対して物申したいのだ」と話す。中國は2009年以來、南アにとって最大の貿易相手國であり、同國の経済や政治に多大な影響力を持っているという。

これについて、ステレンボス大學中國研究センターのある學者は「アフリカにおいて中國の影響力の及ばない場所などない。よって、中國語學習の必要性を感じないなら、それこそ不可思議と言わざるを得ない」と意見する。中國文化?國際教育センターの陸志雷(ルー?ジーレイ)博士も、「多くの中國企業(yè)が南アに進出している中、中國語の話せる現地職員も需要が高まっている。中國語教育は若者の競爭力向上にとって力になるはず」と見解を示している。

しかし、陸博士によると、南ア政府がこうした計畫を打ち出してもカリキュラムの具體的內容は個々の學校に一任されている現狀があり、中國語課程の全國的普及は一定の困難を伴うことになるとみられる。學生の保護者らも、中國や中國語の重要性に対する認識が低く「わざわざ學生の負擔を増やさなくても」といった聲が聞かれるという。(翻訳?編集/愛玉)

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