2015年8月13日、中國の掲示板サイトに、「日本と香港の平均壽命が長いのはなぜか？それは中醫(yī)（中國醫(yī)學）のおかげだ！」と題するスレッドが立った。

【その他の寫真】

日本と香港は男女とも長壽として知られているが、その理由についてスレ主は、「中醫(yī)が中國よりもずっと普及し重視されていること」を挙げた。香港や日本では西洋醫(yī)學と中國から伝わった醫(yī)學がうまく共存しているという。

しかし中國では、伝統(tǒng)的な中醫(yī)の「先祖伝來、秘方」という言い方が迷信的だと退けられる傾向がある。スレ主は結(jié)論として「中醫(yī)と西洋醫(yī)學が両方発展しているところは平均壽命が長い」と主張した。

これに対して中國のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「100年前の中國は中醫(yī)しかいなかった。でも壽命は70歳以下だった」

「中國の皇帝は中醫(yī)に診てもらったのになぜみんな壽命が短いのか」

「デタラメを言うなよ。日本ではとっくの昔に中國から伝わった醫(yī)學は滅んだ」

「わが國の指導者たちが病気の時にどの病院に行くかで、中醫(yī)と西洋醫(yī)のどっちが信頼できるか分かる」

「日本も香港も平均収入が高く、民主國家で、海鮮をよく食べるなど、他にも理由はあるだろ」

「中醫(yī)と西洋醫(yī)を合わせるのが重要。急病や大病は西洋醫(yī)で、小さな病や慢性の病は中醫(yī)がいい」

「顔にできものができると、中醫(yī)は『のぼせているから野菜や果物を食べて冷やして毒を取りなさい』といい、西洋醫(yī)は『ビタミンが不足しているから野菜や果物を食べて補充しなさい』という。何も爭うことじゃないだろ」（翻訳?編集/山中）